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【長崎】コスタ・アトランチカ医療支援者に聞く

5/12(火) 21:00配信

長崎文化放送

三菱重工業長崎造船所に停泊中、新型コロナのクラスターが発生した「コスタ・アトランチカ」で、5月4日から12日まで医療支援に当たった医師に現状と課題を聞きました。「医療態勢自体は今は全然問題はなくて船内の状況は落ち着いてますし、現場は極めて落ち着いている」と話します。NPO法人「ジャパンハート」の救急・総合診療科の専門医大江将史医師(32)です。ジャパンハートは4月30日からコスタ・アトランチカの医療支援に入っていて、大江医師は5月4日から12日まで乗員の診察に当たりました。大江医師は「最初の段階とは少し状況が変わってきていて、コロナ陽性になった後はコロナの肺炎が悪くなって診療ということも多かったんですけど、2週間経った今はコロナの肺炎が悪くなっているというよりも長時間船内に滞在していることによって気が滅入ったりとかそういうストレスに対する診療が増えてきているような印象があります」と話します。12日現在船には394人が乗っていて、陽性者はほぼ全員が2週間の健康観察を終えています。大江医師は客船クラスターが起きたダイヤモンド・プリンセスの教訓からコスタ・アトランチカでは先月148人の感染が確認されたあと感染の拡大が最小限に抑えられていることが重要と指摘します。大江医師は「ダイヤモンド・プリンセスの時に話題になったレッドゾーンやグリーンゾーンがきちんと明確に分かれていて、その分かれているゾーンを皆が共有していることで、オペレーションにあたる医療スタッフに感染が全く一例も起こっていないということは大事なことではないかなと思っています。長崎で学んだことを国外の、ここから恐らく感染爆発するであろう国々にも伝えられたらなと思っています」と話しました。ジャパンハートは18日まで支援活動を行う予定です。

最終更新:5/12(火) 21:00
長崎文化放送

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