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【専門医がアドバイス】鼻がグズグズ 寒暖差アレルギー?|Mart

5/12(火) 22:11配信

magacol

季節の変わり目になると鼻がグズグズ……。そんな症状を風邪だと思っていませんか?もしかしたらその不調の原因は「寒暖差アレルギー」かもしれません。

【専門医がアドバイス】ウイルス感染リスクを下げる正しいマスクの使い方

教えてくれたのは

たなか耳鼻咽喉科院長 田中伸明先生
日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医。医学博士。獨協医科大学医学部卒業。東京女子医科大学東医療センター耳鼻咽喉科入局。2008年から現職。東京都耳鼻咽喉科医会理事。日本耳鼻咽喉科学会東京都地方部会代議員。

寒暖差アレルギーとは?

⇒季節の変わり目などに鼻炎のような症状が出ること

季節の変わり目や、寒暖差が激しい場所に出入りしたときにくしゃみや鼻水が出ることはありませんか? この症状は俗称で「寒暖差アレルギー」と呼ばれますが、医学的には「血管運動性鼻炎」といわれます。鼻の粘膜が温度差に反応してアレルギーのような症状が出るものですが、いわゆるアレルギー症状のように特定の物質をアレルゲンとして反応が出るものではありません。従来は季節の変わり目に起きていましたが、空調設備が発達した現代では、建物の中と外の温度差に反応して通年で症状が出る人もいます。鼻の粘膜が弱い人が発症しやすく、蓄膿症などほかの病気との合併症が起こる場合もあります。病院で鼻症状を抑える対症療法が基本で、抗ヒスタミン薬や鼻水を抑える薬などが処方されます。気になる人は耳鼻科を受診してください。

風邪やアレルギー性鼻炎との見分け方

【風邪】
時間とともに鼻水に色がつき、粘り気が出てくる。発熱、咳、頭痛、喉の痛みなどがある
診断方法:出ている症状を医師が確認して診断

【アレルギー性鼻炎】
サラサラした鼻水が出る。目のかゆみがあることも。
診断方法:病院でアレルギー検査をして診断。

【寒暖差アレルギー】
鼻水はサラサラ。鼻づまりや、目のかゆみは少ない。
診断方法:病院でアレルギー検査をした結果が陰性で、かつ問診で特定の場所や時間帯に症状が出るなどの特徴がわかった場合に診断。

自分でできる対策とは?

(1)マスクをつける
温度・湿度変化を抑えられる。特に、温かいところから寒いところに出た際の刺激を抑えることができる

(2)軽い運動をする
ストレッチやウォーキングなどの軽い運動をすることで自律神経を整え、鼻の通りをよくする。

(3)足元を温める
足元を温めることで血流がよくなり、鼻の症状を抑えられる。

(4)加湿をする
鼻の粘膜は乾燥に弱いため、加湿を。湿度は50~60%に保つのがおすすめ

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最終更新:5/12(火) 22:11
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