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まさに大逆転!全面謝罪…10cm超傾く欠陥マンション 住民の怒りと執念が事態動かす!

5/12(火) 19:00配信

FNNプライムオンライン

入居から25年目…販売会社3社が施工不良を認め謝罪

5月2日、テレビ西日本で放送した福岡市の傾いたマンション。
その後、事態が大きく動いた。

【画像】マンション傾きは10cm以上!住民はこうして追求した

テレビ西日本 仲村健太郎記者:
今、販売会社3社の幹部が姿を見せました。ついに住民との距離が縮まることになるのでしょうか

5月8日、住民との協議に臨んだのは、いわく付きのマンションを販売した3社。若築建設、福岡商事、それにJR九州の幹部。

入居から25年目にして、ようやく…

JR九州・澤亀愼司執行役員:
施工の不良に関しておわびをさせていただいた。
(杭が届いていないと?)
はい、そこを認めて謝罪させていただいた

相次ぐヒビ割れ…不安な生活強いられる住民

2020年1月、テレビ西日本が報じた福岡市の傾斜マンション「ベルヴィ香椎六番館」。

転がしたボールが…

テレビ西日本 仲村健太郎記者:
止ま、止まらないでこっち戻ってきますね

特別理事・佐々木太さん:
(築)1~2年で、(不具合が)もうすでに出てきた。クラック(ヒビ割れ)は今に始まったことじゃなくて

入居後まもなくヒビ割れが相次いだ。

当時、販売会社側はその箇所を補修したうえで回答した。

販売会社側:
主要構造部分への影響はないことを確約します

しかし、それ以降も異変は生じ続けた。

別の住民の部屋では、天井と壁に「隙間」が現れた。夜、明かりを消すと光が漏れる。

駅から徒歩3分の好立地。販売会社の1つ、JR九州のブランドイメージも相まって、25年前の入居倍率は30倍にのぼった。

抽選に当たった住民は喜んで入居したが、皮肉なことに長年 不安な生活を強いられることになった。

「同じ階で104mmの高低差」が判明

たまらず住民らは2017年、約200万円をかけて専門業者によるボーリング調査を独自に実施した。

すると…

特別理事・佐々木太さん:
これぐらい支持層の上で止まってた。杭が届いてない

本来、マンションは地震などが起きても傾かないよう、「支持層」と呼ばれる固い地盤に杭を打ち込む必要がある。
ところがこのマンションでは、杭が支持層に届いていないとの調査結果が出たという。

この結果に慌てた販売会社側も調査を行ったのだが…。

販売会社側:
杭は、支持層以下まで到達していると考えられる

さらに思わぬ事実も明らかなった。

「同じ階で104mmの高低差」

販売会社側の調査で、マンションの傾きは100mm、10cm以上だったことが判明した。
にもかかわらず…

販売会社側:
地震などの外的要因が影響を及ぼした可能性は否定できない。傾斜の原因について、今後、追及調査は行わない

ただ、不具合が起きているのは、7棟あるマンションのうち男性が住む1棟だけ。
納得できない住民は、数々の欠陥住宅を診てきた民間の検査会社を頼った。
住民は、さらに500万円をかけ、前回とは別の杭2本などを新たに調査。
すると新事実が判明した。

1級建築士・岩山健一さん:
こちらで今、レベルを測定してます

特別理事・佐々木太さん:
ここで約4m、杭が私の身長の倍以上足りてない。向こう側は約7m。
もう、とんでもない話ですよ。やっぱりそうだったと。
でも、数字があまりにも大きすぎますわね

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最終更新:5/13(水) 12:45
FNNプライムオンライン

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