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英国の雇用約25%が不安定化、低所得者に最大のリスク-マッキンゼー

5/12(火) 20:47配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 新型コロナウイルスの影響で英国内の雇用のおよそ4分の1が不安定化し、そのリスクは低所得者が最も高い。マッキンゼーの調査が示した。

12日公表された調査によると、ロックダウンの間に約760万人の労働者が勤務時間短縮や一時帰休、解雇などの目に遭った。このうち、ほぼ半分は全国最低賃金の目標値を下回る時給10ポンド以下(約1330円)の雇用だった。

新型コロナで最もリスクにさらされているのは未熟練労働者だとの統計が11日に発表されたばかりで、マッキンゼーの調査は新型コロナが社会の最も弱い階層に不釣り合いに大きな打撃を与えている実態をあらためて浮き彫りにした。スナク英財務相には、収入を失った労働者に対する支援策を拡大するよう圧力が強まる。

マッキンゼーの経済・調査担当ディレクター、テラ・アラス氏は「影響を緩和できない限り、今回の危機で不均衡は拡大するしかないだろう」とバーチャル形式の記者会見で発言。「これは公衆衛生の危機だが、経済的な影響は甚大だ。不均衡が著しく拡大するリスクをわれわれは今、目の当たりにしている」と述べた。

原題:Britain’s Low-Paid Workers Take the Brunt of Virus Jobs Fallout(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Jill Ward

最終更新:5/12(火) 20:47
Bloomberg

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