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マイナンバーカードを巡り「3密」発生 長崎市の窓口

5/13(水) 11:00配信

長崎新聞

 国が1人当たり10万円を配る「特別定額給付金」のオンライン申請に必要なマイナンバーカードを巡り、県内自治体でも手続き窓口が連日混み合っている。長崎市では、時間帯によっては待合スペースに「3密」(密閉、密集、密接)が発生。市は感染予防のためにも郵送による申請の検討を呼び掛けている。
 市はオンライン申請の受け付けを2日に開始。連休明けの7日から、申請に必要なカードの暗証番号を忘れるなどした市民の来庁が増えた。市によると、7日は約200人分の手続きができたが、8日以降は国のサーバーに全国からアクセスが集中し接続速度が急激に低下。通常15分程度で終わる処理が大幅に遅れ、午前中に受け付けを中止する事態が続いている。
 待ち時間が1時間以上になる場合もあり、窓口の職員に苦情を言う市民もいるという。暗証番号の設定に来た30代の男性会社員は「長崎は申請書類の郵送が遅くなりそうだったので来てみたが、ここまで人が多いとは」と驚いていた。
 市は換気のため扇風機を回したり、間隔を空けて座るよう求める張り紙をしたり、3密防止策を実施。ホームページ上で混雑状況の発信もしている。ただ、近い距離で隣り合って座る状況を回避できない時間帯もあり、担当者は「さまざまな事情で手続きに来られているので断ることは難しい」と頭を抱える。
 市は申請書類の発送を16日から始める予定。「オンラインでも郵送による申請でも、10万円を受け取るまでの期間はそれほど変わらない」としている。

最終更新:5/14(木) 0:17
長崎新聞

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