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大手プロセッサメーカーの工場誘致を狙うトランプ政権。インテルは乗り気な模様

5/13(水) 12:00配信

ギズモード・ジャパン

Appleみたいに?

ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、トランプ政権はIntel(インテル)やTSMCの工場をアメリカ国内に誘致するべく協議しているそうです。

インテルは大手プロセッサメーカー、TSMCも大手の半導体製造ファウンドリ。インテルはPC向けのCoreシリーズで身近ですし、TSMCはApple(アップル)のAシリーズプロセッサを製造しているということで、その名前を耳にしたことがある方もいるかもしれません。さらに、インテルの幹部はこの計画について「真剣に検討している」とも語っています。

このように製造工場を誘致するという方針は、アメリカに新たな雇用を生み出すという、トランプ政権の継続した戦略のうちの一環です。すでにAppleはMac Proの国内生産を実施しており、トランプ大統領はこれを大々的にアピールしています。

さらに米中貿易紛争や、新型コロナウイルスによる物流の停滞も、アメリカ国内への生産の回帰を後押しすることになるでしょう。ただし、人件費の高いアメリカでの工場運営は、コスト高にもつながります。これに関しては、政府からの税制優遇措置が期待されます。

現在プロセッサ業界では、TSMCが順調にプロセスの縮小を実現し高性能化を果たしているのに対して、インテルは10nmプロセス製品の拡大に非常に苦しんでいます。インテルがこの誘致計画に乗り気だということは、やはりなんらかの大きなメリットがあると考えてよさそうです。

Source: The Verge

2020年5月13日19時45分修正:初出時、TSMCもプロセッサメーカーと括っていましたが、半導体製造ファウンドリと改めました。

塚本直樹

最終更新:5/13(水) 20:01
ギズモード・ジャパン

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