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JAL、A350 6号機が成田到着 今年初受領、仏国籍で飛来

5/13(水) 17:22配信

Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)のエアバスA350-900型機の6号機(登録記号F-WXAF、JA06XJ)が5月13日、仏トゥールーズから成田空港へ到着した。通常はJALのパイロットが日本へのフェリーフライト(回航便)を担当するが、今回は新型コロナウイルスの影響を受けてフランスに入国できないため、エアバスのパイロットが成田まで操縦した。

【成田に着陸するJALのA350 6号機】

 JALにとって6号機は今年最初に受領するA350。就航した昨年は初号機(JA01XJ)から5号機(JA05XJ)まで引き渡され、5号機は現地時間2019年12月10日に納入された。6号機は、エアバスのパイロットが最終組立工場があるトゥールーズから成田までAIB405便として運航した。AIB405便はトゥールーズを現地時間12日午後6時40分に出発し、成田には午後2時6分に到着した。

 6号機はフランス国籍を示す登録記号「F-WXAF」として到着。今後成田で機体の整備作業などが行われ、機体の安全性などを確認後「日本国籍機「JA06XJ」に切り替わるのは、15日を予定している。JAL機の場合、通常は日本国籍機を示す「JAナンバー」で機体メーカーから日本へフェリーされるが、新型コロナウイルスの影響はこうした機体の引き渡し作業にも現れた。

 JALのA350-900は国内線用機材で、座席数は3クラス369席(ファーストクラス12席、クラスJ 94席、普通席263席)。全クラスに新シートを導入し、全席に電源コンセントと充電用USB端子、個人用画面を備え、機内インターネット接続「JAL Wi-Fiサービス」を無料で提供する。繁忙期などには、普通席を増やした3クラス391席仕様(ファーストクラス12席、クラスJ 56席、普通席323席)に必要に応じて変更することもできる。

 JALは2013年10月7日に、A350を最大56機導入すると発表。確定発注は標準型のA350-900が18機、長胴型のA350-1000が13機の計31機で、このほかにオプション(仮発注)で25機購入する契約を結んだ。A350-900は主に国内線用777-200の、A350-1000は長距離国際線用777-300ERの後継となり、A350-1000は2023年度以降の就航を計画している。

 中国から拡散した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、世界の航空会社では新造機の受領を遅らせるところがみられるが、JALは2020年度内は4機のA350を計画通り受領し、777を置き換えることで運航コスト削減につなげていく。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:5/13(水) 17:22
Aviation Wire

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