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『桜づつみ』一部伐採へ 堤防補強のため… 住民「もっと高く」 千曲川の堤防決壊から7ヵ月

5/13(水) 20:48配信

NBS長野放送

今回の千曲川の堤防補強で失われるものがあります。住民が堤防の強化を願って拡幅した堤防に10年かけて整備した桜並木です。

「桜づつみ」として親しまれてきましたが、全長4キロのうち今年度、工事完了予定の560メートルの区間で桜は伐採されます。

かつて、期成同盟会の会長として事業を推進してきた関茂男さん。「伐採はやむを得ない」と考えていますが、あの当時に「堤防をもっと強化してもらえていたら」と悔しさがこみ上げます。

関茂男さん:
「(当時)桜づつみをやるなら、もう50センチでも高くしてくださいとお願いした。だけど(国は)『完成堤防ですよ』とその一言だった。(当時の努力が)無駄っていう感じになってしまった」

今回の工事についても、堤防の高さを変えずに「越水」を想定した補強を進めていることに疑問を抱いています。越水が続けば決壊しなくても、また広い範囲で浸水被害が考えられるからです。

関茂男さん:
「(補強工事は)ちょっと高さが足りない。(越水時と同じ高さで)長沼の住民とすれば不満。もっと高くしてもらいたい」

今回の補強について国は「今の技術で可能な限りの対応をしている」としています。

長野放送

最終更新:5/13(水) 21:07
NBS長野放送

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