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小麦粉がスーパーから消えた…STAY HOMEで需要急増 品薄長期化いつまで?

5/13(水) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 小麦粉の品薄状態が長期化している。11日午後、都内のスーパーやコンビニをのぞいてみると、やはり薄力粉や強力粉など家庭用小麦粉は売り切れていた。スーパーの店員は「小麦粉は、毎朝、入庫するのですが、午後には完売する状況が続いています。料理やお菓子作りをするお客さんが買われているようです」と言った。

 小麦粉は、パン、うどん、パスタ、お好み焼き、ピザ生地、お菓子など幅広く使われる。「ステイホーム」が長引き、家庭内料理向けに小麦粉が引っ張りだこなのだ。

「スーパーの棚から小麦粉がなくなるという事態は記憶にありませんね。それだけ家庭での需要が旺盛だということです。現在、製粉はフル生産で対応し、増産も検討しています。供給は問題ないと考えています」(業界関係者)

 小麦の国内在庫が逼迫しているわけではない。農水省も「食料供給情報」で、「コメや小麦の備蓄についても十分な量が確保されています。海外からの輸入が滞っているということもありません」とアナウンスしている。

 この品薄状態、いつ解消するのか。経済ジャーナリストの井上学氏が言う。

「スーパーには朝、入荷しているので、モノがないわけではない。店に小麦粉を置くスペースは限られているため、その日の需要に追い付いていないのです。店側も在庫を増やすなど対応し、そのうち、品薄は緩和されていくでしょう。ただ、コロナの感染拡大が一段落しても、テレワークが推奨され、楽しく安上がりな家庭内料理は定着するはずです。家庭用小麦のニーズは、コロナ禍を経て、底上げされることになると思います。堅調な需要を背景に家庭用小麦粉が値上げされてもおかしくありません」

 製粉大手3社は6月20日出荷分から業務用小麦粉を値上げすることが決まっている。家庭用の値上げも覚悟しておいたほうがいい。

最終更新:5/13(水) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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