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孤独感を深める老人を励まそう!15歳少女の愛あるアイデア

5/13(水) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【もぎたて海外仰天ニュース】

 新型コロナ禍で孤独感を深める高齢者に対する15歳少女の献身的な活動に、共感と支援の輪が広がっている。

 ABCテレビ系列の地方局WHTM(5月4日付電子版)などによると、ペンシルベニア州フィラデルフィア郊外パオリに住むヒタ・グプタさんは、地元の高齢者施設を訪れ、ボランティア活動をしていた。

 ところが新型コロナウイルスの感染が拡大し、施設は、家族を含めて外部の人間の訪問を全面禁止に。時間が経つにつれ、肉親や友人に会えなくなった施設の高齢者たちが孤独感を深め、退屈し、落ち込んでいる、と聞かされたヒタさんは心を痛めていた。

 そのうちヒタさんは、あるアイデアを思いついた。パズル本と大人向けのぬり絵本、色鉛筆を袋に入れ、手紙を添えて施設にプレゼントしたらどうだろう? パズル本は高齢者の知性を刺激するため、ぬり絵本と色鉛筆は退屈を忘れるため、手紙は高齢者を励まし、施設の外で気にかけている人たちがいることを知ってもらうためだ。

 さっそくボランティアに行っていた施設の住人にプレゼントすると、大好評を博した。

 その時は自分の小遣いの範囲でやっていたが、これは他の施設でもやる価値がある、と確信したヒタさんは、クラウドファンディング「GoFundMe」にページを設立、広く寄付を呼びかけた。

 ヒタさんの活動は人びとの共感と支援を集め、これまでに3600ドル(約40万円)以上の寄付が集まった。ヒタさんは9歳になる弟にも手伝ってもらい、集まったお金で次々にパズルとぬり絵本のプレゼント袋を作り、配っていった。これまでに23の施設に袋を送ったという。

 ヒタさんはインド系で、祖父母は今もインドにいる。

「祖父母とはスカイプで交流しています。2人ともやはり外出制限で家に閉じこもっているのですが、私たちは話をすることができます。でも高齢者施設の人たちはそれすらできないんです」

 ヒタさんはこの活動を続けていくつもりで、その思いをこう語った。

「(高齢者の)孤独感は大きな問題です。施設の高齢者の人たちに、皆さんを忘れていない、独りぼっちにはさせない、と伝えたいんです。地域社会全体で協力し、高齢者が愛され、大切にされていると感じるようにしなければなりません」

最終更新:5/13(水) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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