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高齢者はGWに巣鴨の商店街へ殺到したのか 独自データで解明

5/13(水) 9:00配信

ITmedia ビジネスオンライン

 新型コロナウイルスを受けた緊急事態宣言による外出自粛が続く。一部エリアで宣言解除が検討される一方、自粛疲れや気のゆるみが感染増の再開につながる恐れも指摘されている。

【データ】巣鴨の商店街におけるGWの高齢者の人出

 では、直近の長期連休に当たるゴールデンウイーク(GW)の人出はどうだったのか。特に、遠出する必要のある大観光地より、近場で抵抗感も薄めと考えられる「商店街」に着目。東京都内の有名商店街、中でも平時は多数の高齢者でにぎわう巣鴨地蔵通り商店街(東京都豊島区)など数カ所について、集客状況を細かく分析した。外出自粛と世代差の関係はよく話題になる。GW中、「おばあちゃんの原宿」と称される巣鴨に高齢者は果たして集まったのか。

巣鴨の商店街、GWの人出は「半減」

 調査は、技研商事インターナショナル(名古屋市)がKDDIと開発した地図情報システム「KDDI Location Analyzer」のデータを活用した。数百万人分のスマートフォンユーザーの匿名位置情報ビッグデータをサンプルとして使用(国勢調査データと照合して拡大推計)。GWの5月2日~6日、巣鴨などの商店街エリアで20代以上を対象に、「どんな属性の人が」「どの程度」「どこから来たか」を分析した。

 まず、巣鴨地蔵通り商店街のGW中の集客数を分析した。同様に連休だった前年の同じ時期と比べ、全体で54.1%減となった。全国の緊急事態宣言が出た後に当たる4月17~23日の減少率は36.5%にとどまっており、GWに入り減少率は高まっていた。ちなみに同商店街の公式サイトによると、「政府・東京都の指針に沿ったうえで、臨時休業または時短営業」を継続している。

 加えて、お年寄りに特化している巣鴨に比べ、都内でも割と幅広い世代の支持を集めていると言える戸越銀座商店街(東京都品川区)の集客も比較した。GWの人出は前年同期比で49.7%減となり、巣鴨地蔵通りとほぼ同程度となった。お年寄りに人気の街・巣鴨は、他の人気商店街と同程度の外出自粛があったと言えそうだ。

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最終更新:5/13(水) 9:00
ITmedia ビジネスオンライン

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