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「燃え尽きないまま」引退 大学野球中止“就活”に影響も

5/13(水) 6:31配信

西日本スポーツ

 全日本大学野球連盟は12日、オンライン形式で臨時理事会を開催し、当初の6月から8月に延期していた全日本大学野球選手権の中止を全会一致で決めた。1952年に始まった同選手権の中止は初めて。内藤雅之常務理事は「無理な運営が予想される。加盟校の選手や関係者の安全、健康を最優先に考えた末の結論」と説明した。

【写真】昨年の九州六大学春季リーグを制した福岡大

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、各校とも練習がほぼできておらず、十分な準備期間が取れないと判断。中止の決定を受け、九州各連盟の大学関係者も「覚悟はしていたが…」と落胆を隠せなかった。

 福岡六大学野球連盟で春季リーグ戦(西日本新聞社後援)を6連覇中の九産大の大久保哲也監督は「4年生は春のリーグ7連覇を強く意識していたので、残念としか言いようがない」と悔しがった。卒業後に社会人野球を志望する選手もいるがアピールできないままで「活動できるなら夏のオープン戦か秋のリーグ戦でアピールするするしかない」と話した。

 九州六大学野球連盟で春季リーグ戦(西日本新聞社など後援)を3年連続で制している福岡大の堀壮太監督は「春(のリーグ)で引退する4年生もいる。燃え尽きないまま大学野球を終わらせるのはしのびない」と思いやった。

 緊急事態宣言中の対外試合も禁止となるが、今回の決定で各連盟の春季リーグ戦などを一律に中止要請するわけではない。福岡六大学、九州六大学などの各連盟は近日中に理事会を開き、春季リーグ戦の開催可否などを話し合う予定。(伊藤瀬里加、前田泰子)

西日本スポーツ

最終更新:5/13(水) 6:31
西日本スポーツ

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