ここから本文です

苦境ブランド野菜PR 船橋の農家「旬の味覚楽しんで」 ニンジン、えだ豆、小松菜

5/13(水) 12:39配信

千葉日報オンライン

 旬を迎えた船橋市の特産野菜「ニンジン」「えだ豆」「小松菜」の味覚を市民らに楽しんでもらいたいと、市内の生産者がそろって同市役所を訪れ、松戸徹市長に取れたて野菜と、野菜を使ったジェラートを紹介した。新型コロナウイルス感染拡大の影響でPRの機会を失っていることや、多くの飲食店が開店できず需要が落ち込んでいる苦境を説明し「出来はいいので、市民の皆さんに旬の味覚を楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 PRした野菜は、地域団体商標登録を受けているブランド野菜「船橋にんじん」、西船橋地区特産の「葉付き枝豆」、一年を通じて安定収穫できる「小松菜」の3種類。それぞれの生産者代表が、野菜と野菜で作ったジェラートなどを持ち寄り、市長らに試食を勧めた。

 船橋にんじんの甘みを紹介するため、ジュースと温野菜などを持ち込んだ船橋人参共販推進委員会の飯島清委員長は「昨年より収穫量は減りそうだが、今年は色も形状もいい。ニンジンを冷やしたまま出荷する取り組みも始め、品質を維持して単価も上がっている」と強調。一方で「コロナの影響でPRイベントが中止になり周知する機会がない」と窮状も訴えた。

 また、鮮度をアピールできる葉付き枝豆の出荷は4月中旬から始まったが、十分に営業できない飲食店などのあおりを受けて売り上げが減っている。西船橋枝豆研究会の高橋幸雄会長は「船橋のえだ豆の出来はいい。“宅飲みの供”にしてほしい」と求めた。

 小松菜を生産する西船橋葉物共販組合の藤田篤人組合長は「学校給食が停止しており消費が落ち込み、価格も下がっている」と厳しい状況を説明。「PRの機会が減っているのは残念。春から夏にかけての小松菜は茎が太く旬と言えるので味わってほしい」と根付きのまま出荷する小松菜を売り込んだ。

 松戸市長は船橋にんじんのジュースを飲み干し、「市民の皆さんには、旬の野菜を食べることで季節を感じていただき元気になってほしい」と特産野菜の消費を勧めた。

最終更新:5/13(水) 12:39
千葉日報オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事