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オフィス解約、テレワーク続行…緊急事態解除後の「職場」、どう変わる?

5/13(水) 19:22配信

TOKYO FM+

声優としても活躍中の鈴村健一(月~木曜)と俳優の山崎樹範(金曜)、フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。5月11日(月)放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」のテーマは「緊急事態解除後のオフィスはどう変わる?」。報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんに話を伺いました。

新型コロナウイルスの影響で閉鎖となった職場をどのように再開させるか、さまざまな議論がなされています。

米重:今回のコロナウイルスの影響で、オフィスの設計や使われ方、組織の作り方まで、大きく変わるのではないかという意見が出ています。また、緊急事態宣言の解除後も、そのままオフィスに戻るのは危険かもしれないという意見も非常に多いようです。

鈴村:オフィスでの感染事例は、どれくらいありますか?

米重:日本各地のコールセンターや国土交通省の自動車局、滋賀・大津市役所などオフィス自体がクラスター化してしまったケースが少なくありません。

「JX通信」では感染事例を“場所”で集計していて、全国1,700ヵ所くらいの感染事例を取りまとめました。これを分析すると、複数人の感染が判明している施設のタイプとして、実はオフィスが一番多いということがわかっています。もちろん、単純にオフィスの数が多いということもありますが、対策が一番必要な場所であることは確かではないかと思います。


鈴村:テレワークが増えているかと思いますが、現状、オフィスは使われているのでしょうか?


米重:会社や業種にもよると思いますが、インターネットセクターの会社のように、テレワークが中心の場合は、オフィスがほとんど使われず、ガランとしているところもあるようです。

私たち「JX通信社」は1月にオフィスを移転して、かなり広くなりましたが、その後こういう状況になりましたので、広い空間にほとんど人がおらず、“もったいないなぁ……”と思っているところです(笑)。

いま、同じようなことを考えているベンチャーの経営者は非常に多いので、コストの面を考えても、オフィスを解約しようと考えている事例は多いようです。5年、10年分の変化が、この1~2ヵ月できてしまっているような状態ですね。

鈴村:今後のオフィスの形は、どうなっていくと思われますか?

米重:オープンなスペースで面積あたりの人口が多い“日本型”のオフィスの形は、見直しが進みそうな感じはしますね。これをフリーアドレスにしたり、海外のように個室型のブースが増えていく可能性もあるかなと思っています。

一方で、テレワークでずっと顔を合わせないと、組織としての一体感や結束力を高める場が足りなくなってくるので、こういった部分を担う場や、所属する組織を象徴する場を持つことは引き続き必要になるのでは? という見方もありますね。

鈴村:“オフィスを構えなくてもいいんじゃないか?”という空気も出てきていると思いますが、実際に電話の転送や連絡手段をチャットやメールベースでやろうと思えば、完全にリモートワークでできるという手触りは感じてはいます。

ただ、やはり顔を合わせないと、細かいことやニュアンスは伝わらないんですよね。僕の業態では、やっぱり顔を合わせないといけないと感じています。

一方で、そうでない業態というのも、これから増えていくと思います。今後、働き方改革が図らずも推進されるということになっていくのではと感じました。

(TOKYO FMの番組「ONE MORNING」5月11日(月)放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」より)

最終更新:5/13(水) 19:22
TOKYO FM+

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