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コロナ禍の熱中症 在宅、マスクで発症リスクが高まる予測も

5/13(水) 16:13配信

食品新聞

 本格的な梅雨入りを前に熱中症のシーズンが到来。スーパーやドラッグストア店頭では経口補水液や塩飴タブレットなど対策商品が所狭しと並び、POPで「早めの熱中症対策」を掲出する店が目立ってきた。
 熱中症は、これまで屋内や公園、スポーツ時、工事現場などが主な発症場所だったが、新型コロナウイルス感染防止により外出自粛や在宅勤務、巣ごもりが増える中で、今年は特に室内での熱中症対策が求められていると関係者。マスク着用により発症リスクが高まるのと予測する向きもある。
 消防庁によると、昨年6~9月の熱中症により救急搬送された累計人数は6万6千869人と前年に比べて減少。7月の平均気温が平年を下回ったため搬送者数も前年を割ったが、8月は東京で統計開始以来最多タイとなる猛暑日日数10日を記録したため搬送者も増加。残暑が続いた9月も前年より増えた。
 こうした中で今夏の気温は平年並か高い予報となっており、予断を許さない状況だ。 
 しかも「昨年は約4割の人が住居で熱中症になった。とくに室内は熱中症の危険があることに気づきにくく、知らないうちに熱中症になってしまう可能性の高い」と気象庁。特に室内での対策が求められている。
 熱中症対策商品は、スポーツ・機能性飲料やミネラルウォーター、レモン飲料、茶系飲料、麦茶、塩飴タブレット、氷菓、アイスクリーム、梅干し、宅配水などが主なものだが、最近では野菜の水分と塩分が補給できる浅漬けや、めんつゆなどの食品も対策商品として浮上し、売り場を賑わしている。主な販売チャネルはスーパーやドラッグストアだが、外出自粛が出ている中でネットでの購入も増えそうだ。

最終更新:5/13(水) 17:11
食品新聞

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