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「誤審による10年前のMLB幻のパーフェクト」人格者の元投手と「やらかしちまった」元審判が完全試合への記録訂正を“要求”へ

5/13(水) 14:54配信

中日スポーツ

 米スポーツサイト、ジ・アスレチックが12日、米大リーグで10年前に起きた悲劇「誤審による幻の完全試合」を特集。当事者のアルマンド・ガララーガ元投手(38)が「この物語をもっと良い終わり方にするには、どうすればいいのか? 大リーグが完全試合にしてくれるってのはどうだろう? だって、パーフェクトだっただろう?」と記録を完全試合とする変更を“要求”した。

 この試合はガララーガ元投手がタイガース時代の2010年6月2日、インディアンス戦で9回2死までパーフェクト。続く打者の一塁左へのゴロに一塁ベースカバーへ入り、送球を受けたが、ジム・ジョイス元審判(64)の判定はセーフ。だが、リプレー映像では走者が半歩及ばない明白なアウトで、当時135年目のメジャー史で21人目の偉大な記録は露と消えた。当時はビデオ判定がなかった。

 この特集でジョイス元審判も「いつもはビデオ判定以前の誤審を覆すことには完全に反対する。歴史はもう書かれたのだから。だが、今回のケースは喜んで例外にしたい。この判定を覆しても全く害はない。唯一の副産物は、ガララーガを完全試合達成者のリストに加えること。アルマンドは完全試合を達成した。われわれみんなが目撃した。公式記録にしよう」と力説した。

 試合当日、終了後にリプレー映像を確認した同審判が「完全にやらかしちまった」と語ったのは有名。大リーグの審判は「決して非を認めない」ことで知られるが、直後にタイガースのクラブハウスへ赴き、ガララーガに謝罪。これを受け、ガララーガは「誰もパーフェクトじゃない」との名言を残し「みんな人間なんだ。彼が(試合後に)『どうか話をしてくれ』と言ってきたことを心から称賛したい。ハグしたよ」と語った。

最終更新:5/13(水) 15:14
中日スポーツ

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