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フェースマスク必須、PRの入場もNG…2カ月ぶり再開NASCARに参戦するHRE服部茂章代表に聞く

5/13(水) 18:16配信

中日スポーツ

星条旗の特別仕様車で出場予定

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中断されていた米ストックカーレースのNASCARが、世界の主要モータースポーツに先んじて17日に約2カ月ぶりに再開される。服部茂章代表(56)率いる「ハットリレーシングエンタープライズ(HRE)」も25日に行われる下部カテゴリーのエクスフィニティシリーズで再始動。26日のトラックシリーズ再開初戦には星条旗を模した特別仕様車で出場の予定だ。服部代表に電話取材で準備状況を聞いた。

  ◇   ◇

 ―無観客レースながらNASCAR再開が決まった

 「こちらのテレビでも『NASCAR Is Back』と宣伝している。テレビでスポーツ観戦できるようにしないと全米国民のフラストレーションがたまっていつかパニックになる。テレビで見られるスポーツがない状況なので、モータースポーツのファンでなかった人にも楽しんでもらいたい」

 ―世界に先駆けてのレース再開

 「この状況が続いていくよりは、やはり、どこかがスタートを踏み切らないと…。NASCARが先陣を切ったことでインディカーも6月再開を発表した。どのチームにもリスクはあるけど、国民のためにもやっていこうということになった」

 ―3月上旬からシリーズは中断。その間のチームは?

 「ショップ(ガレージ)のあるノースカロライナ州はロックダウン(都市封鎖)していた。州知事からNASCARチームが仕事に戻っていいとの指示が出たのは約3週間前。それまでは出社できる人数が決められていたので、最低限の人数でパーツの仕分けや整理などをしていた」

 ―従業員の新型コロナウイルス感染は?

 「誰も出ていない。他のチームも出ていない。テレビ局のピットリポーターの祖母がコロナで亡くなったという話を聞いたが、それだけ」

 ―服部代表は日米を往復する機会が多いが

 「3月の上旬までは日本に一時的にいた。アトランタのレースがスポンサーの地元だったので、それに間に合うように米国に戻ったが、その後に延期が決まり、入国制限も厳しくなった」

 ―どのようないきさつで再開の決定に至ったか

 「米国のほぼ全州がロックダウンになったので、その状況でNASCARをそのまま続行するという判断をするのは難しかったと思う。再開については政府からの要請があったと聞いている」

 ―政府からの要請というのは

 「多くのチームがノースカロライナにある。NASCARとホワイトハウスの人間が知事とミーティングし、その次の日からNASCARチームは仕事をしてもいい業種になった。NASCARは割とトランプ政権に近く、2月の『デイトナ500』(開幕戦)でも大統領が来て大統領専用車でパレードラップをやったくらい」

 ―17日にダーリントン(米サウスカロライナ州)でまずはカップ戦が行われ、19日にエクスフィニティが開催される。練習走行や予選がなく、レースだけを行う

 「その後のシャーロットを含めてNASCARは2週間で3カテゴリー7レースを行う。レースはポイント順でスタートする。トラックは僕らがポイントリーダーなのでポールポジション」

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最終更新:5/23(土) 17:06
中日スポーツ

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