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現役力士死去に三鴨教授が指摘「激しい稽古後に免疫機能低下も…一流アスリートでも症状悪化の可能性」

5/13(水) 22:48配信

中日スポーツ

 日本相撲協会は13日、西三段目82枚目力士の勝武士(しょうぶし)=本名末武清孝(すえたけ・きよたか)さん、山梨県出身、高田川部屋=が同日午前0時30分、コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため、東京都内の病院で死去したと発表した。28歳だった。葬儀・告別式は未定。協会員の新型コロナウイルス感染による死者は初めてで、厚生労働省によると国内で20歳代以下の感染者の死亡が報告されたのも初めて。現役力士の死去は2008年に急性骨髄性白血病で亡くなった元幕下若三梅以来。

 ▽プロ野球・Jリーグ新型コロナ対策専門家チームのアドバイザーも務める三鴨広繁・愛知医大教授(感染症科)の談話

 「PCR検査をもっと早く受けることができていれば治療が早期に導入でき助かった可能性もあるが、断言はできない。現段階では、確かにコロナウイルス陽性を早く確認できれば治療方針も早期に決めやすいが、重症化するかどうかは基礎疾患の有無や程度のほか、その時に免疫機能が低下していたかなども影響するので一概には言い難い。ただし大相撲の力士など一流アスリートは激しい稽古もするので、その後に免疫機能が低下することがある。免疫機能が低下していると一流のアスリートや若い方でも症状が悪化する可能性はある。また、力士の方はぶつかり稽古や集団で生活するなど人との接触機会も多いので、より注意が必要な環境にあると思います」

最終更新:5/13(水) 22:53
中日スポーツ

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