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テキストマイニングによるTwitter投稿の分析、さまざまな感情の変化が浮き彫りに

5/13(水) 13:00配信

BCN

 プラスアルファ・コンサルティングは、SaaS型テキストマイニングサービス「見える化エンジン」を利用した、新型コロナウイルス感染症に関連するさまざまな話題と、そこに表出する生活者の感情の分析結果を、5月12日に発表した。



 同分析は、2月29日~4月30日の期間におけるTwitterへの投稿のうち、「コロナ」という語句が用いられたツイートを対象にしており、リツイートやボット、広告などを除外した約2500万件の投稿をランダムで10%まで絞り込み、約250万件を対象に実施している。

 コロナという語句を含む投稿数は、北海道知事が緊急事態宣言を行った2月29日の時点で約58万件に達しており、その後ゆるやかに減少したものの、3月末に某有名タレントの訃報をきっかけに約87万件まで増え、翌日以降は50万件台~60万件台で推移した。
 

 テキストマイニングによって、文中に出現する言葉から投稿内容を話題別に分類したところ、さまざまな話題で投稿が行われていることが分かる。

 圧倒的に多かったのは「仕事」関連で、マスクやトイレットペーパーなど「生活用品」に関する話題が続く。大きなテーマとしては、「生活用品・買い物」「仕事・会社」「教育・学校」「日常生活」「趣味・楽しみ」「健康」「自己研鑽」など多岐にわたっている。
 

 投稿に出現する「感情」を示す表現から、それぞれの話題・テーマがどのような気持ち、心情で語られているかをみると、「ライブ・イベント」については「喜び」「期待」の感情を示す発言が一定割合あるのと同時に「恐れ」「悲しみ」の感情も多く含まれていた。

 「食事」「誕生日」「コスメ」「ファッション」「写真」などは「喜び」「期待」の感情が占める割合が相対的に高く、とりわけ「誕生日」でウェブシステムを利用して、いつもよりも多くの参加者に祝われたという発言が、「ファッション」で家でできるおしゃれやルームウェアを新たに購入したといった発言がみられる。
 

 感情別に投稿件数全体の推移をみると、「諸外国と異なり日本での感染爆発は起こらないだろう」といったムードが漂っていた3月中旬に、「恐れ」の感情は相対的に減少したが、情勢の変化により翌週から「恐れ」が再び増加し、某有名タレントの訃報が伝わった3月最終週に「悲しみ」の感情が突出して増えた。

 3月最終週~4月の第1週にかけては、「#コロナが落ち着いたらやりたい事を一つあげる見た人もやる」というハッシュタグの急騰によって、「喜び」の感情が突然膨れあがっている。
 

 「見える化エンジン」が搭載する、Twitterへの投稿内容から性別、年代、エリア、趣味嗜好などの情報を推定する機能を利用して、投稿者が「何を楽しみにして、今を乗り切ろうとしているか」を年代別にみると、10代が「歌う」+「カラオケ」、20代が「遠征」「焼肉」「キャンプ」、30代が「食べる」「温泉」「旅行」、40代が「子どもと」「マスクなしで」、50代が「娘」「おばあちゃん」「母」など、各世代における特徴語として抽出された。
 

 前向きな感情が含まれる投稿については、「動物・ペット」で「可愛い」「癒し」という発言があり、多くの写真が掲載されているサイトや動画を紹介している。「写真」「SNS・ブログ」では、「可愛い」「癒し」「懐かしい」といった語句が含まれ、過去の写真が投稿されていた。

最終更新:5/13(水) 13:00
BCN

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