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住民集う「寺子屋」開設 能美・緑が丘町会が今冬

5/13(水) 1:12配信

北國新聞社

 能美市緑が丘町会は今冬、住民が集う「寺子屋みどりが丘」(仮称)を開設する。2年前に空き店舗となった旧鶴来信用金庫緑が丘支店(緑が丘7丁目)の土地と建物を購入し、子ども食堂やカフェ、図書室、ギャラリーのほか、イベントや児童生徒の学習教室としても開放する予定だ。幅広い世代の交流拠点として利活用し、地域のつながりを深める。

 緑が丘は1日現在で3571人が居住する市内最大の住宅団地。緑が丘会館と同会館別館「くつろぎ」はいずれも利用率が高く、新規の行事を企画しづらい状況になっていた。

 このため、町会は3カ所目のコミュニティー施設として信金の空き店舗を利活用する方針を固め、3月から寺子屋の設立、総務、運営の3委員会を設けて協議を重ねてきた。空き店舗は鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積737平方メートルで、建物、土地の購入費と改装費は町会が所有する土地の売却益などを充てる。

 空き店舗には既に町内の飲食店から譲られたテーブルやいす、冷蔵庫、食器などが移されており、作品の展示ギャラリーやマージャン室、読書室などを設ける予定だ。

 第1弾事業として冬休み前に子ども食堂を開く。運営には栄養士や元教員、子ども食堂に携わった経験のある住民に加え、町内からボランティアを募り、定期開催を目指す。

 このほか、駄菓子、野菜の販売やバザーなども企画し、高齢者を中心に幅広い世代の住民が気軽に立ち寄れる場にする。将来的には大学生を招き、児童生徒に勉強を教えてもらうことも計画している。

 空き店舗には現在も使える信金の現金自動預払機(ATM)が置かれ、北側には郵便局もあり、住民が集まりやすい好立地となっている。運営委員長の福田昭夫さん(69)は「多くの人のたまり場にしたい」、総務委員長の小柳幸策さん(69)は「高齢者が子どもの健やかな成長を見守り、触れ合う場にしたい」と期待を込めた。

北國新聞社

最終更新:5/13(水) 1:12
北國新聞社

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