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芸能人の間で広がった「#検察庁法改正案に抗議します」ツイートに便乗する野党に自民側は苦虫

5/13(水) 17:00配信

東スポWeb

 女優の小泉今日子ら芸能人や著名人の間で広がった「#検察庁法改正案に抗議します」ツイートは、国会で与野党の攻防を過熱させている。

 今年1月、安倍政権に近いとされる東京高検検事長の黒川弘務氏(63)の定年延長が閣議決定された。検察庁法改正案を巡っては、黒川氏が検事総長に就く可能性があることでSNSを中心に芸能人の抗議活動が広がった。自民、公明両党は同改正案を今週中にも衆議院で採決する方針を表明している。

 11日の衆院予算委員会で安倍晋三首相は、野党議員から「検察庁法改正案の問題はキョンキョン、きゃりーぱみゅぱみゅ、浅野忠信さんなど著名人がハッシュタグをつけてツイッター上でデモが行われた。火事場泥棒に国民には映っています」と批判された。

 安倍首相は「今回の解釈変更は検察庁法を所管する総務省において適切に行った」と答弁。だが野党議員に「著名人の抗議はかつてなかった」と指摘され、ぶぜんとした表情を見せた。

 野党側は国会で審議中の国家公務員の定年を段階的に65歳に引き上げるための国家公務員法改正案には賛成。しかし、検察庁法改正案には検察幹部の「役職定年制」の特例として、内閣や法相が認めた場合に幹部ポストにとどまることができる規定を設けており、検察の政治的中立性を損ね三権分立を揺るがすとして反対している。

「与党内からは『野党がリツイートを操作した』といわれたが、矮小化して受け止めようとする態度がそもそもあり得ない話だ。同改正案を抗議した歌手に『歌を歌っていればいいんだ』と批判したのはおかしい」(野党議員)

 同改正案への抗議ツイート数は500万件を超えた。

 自民党関係者は「野党側は改正案の審議に応じてもいないのに、芸能人や著名人の抗議に便乗して国民からの支持を得たいとしています。黒川氏の定年延長は、森雅子法相が国会でキチンと説明しきれていないことが、今の騒動につながっています」と肩を落としている。

東京スポーツ

最終更新:5/13(水) 17:19
東スポWeb

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