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WBC、21年大会断念 過密日程回避で23年に延期か

5/13(水) 5:00配信

スポーツ報知

 来年3月に開催予定だった第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が、新型コロナウイルス感染拡大を受けて2023年に延期されると11日、AP通信が報じた。MLBなどの承認を経て正式決定される。侍ジャパンにとって、3大会ぶり制覇は2023年までお預けとなるが、延期された東京五輪と半年の間に2度の国際大会開催という過密日程を回避。悲願の五輪金メダルへ集中していく。

 第5回WBCは前大会に出場した日本を含む16チームに、予選ラウンドを通過した4チームを加え、史上最多となる20の国・地域で行うことが決まっていた。期間は来年3月9日から23日までで米国、日本、台湾で第1ラウンドを行い、準決勝からは米フロリダ州マイアミで開催する予定だった。

 しかし、3月末に東京五輪の1年延期が決定。2大会のタイトな日程による選手のコンディション維持が懸念されていた。また、3月に米アリゾナ州で予定されていたWBC予選も新型コロナの影響で無期延期となっていた。

 スポーツ専門局ESPN(電子版)によれば、関係者は「(WBCは)現時点の優先事項ではない」と説明。大リーグの労使協定は21年12月まで有効で、その先の開催には再協議が必要になるという。

 この日の時点で主催者側からNPBへの連絡はないというが、斉藤惇コミッショナー(80)はオーナー会議後の会見で「こういう状況で延期するのはやむを得ないと思っています」と理解を示した。WBCは06年から始まり、日本は第1、2回大会で連覇。その後の2大会はともに準決勝で敗退していた。

 WBCがなくなることで、来季公式戦は例年より開幕を早めることが可能となる。今季の当初予定と同様に夏場の五輪期間前後は休止することが濃厚。今年の日程に照らし合わせれば、来年の開幕は3月第3週の金曜日に当たる19日が有力だ。

 ■メジャーも最強軍団! 

 17年の第4回大会で米国が優勝したことで、これまで消極的だったメジャーリーガーのWBCへの意欲は高まっていた。

 17年に決勝で先発して7回途中無失点でMVPに輝いたメッツのM・ストローマン投手(29)は、3月に当時の写真4枚とともに「王者、王者。防衛することが待ちきれない」とツイート。一流選手の名前を挙げ、“最強チーム”結成を呼びかけた。すると、昨季47本塁打でMVPを受賞したドジャースのC・ベリンジャー外野手(24)は「(優勝を)取りにいこう!」、通算70勝のレッズ、T・バウアー投手(29)は「1000万%出る」などと反応。さらにスネル、イエリチ、らが参加の意思を示した。

報知新聞社

最終更新:5/13(水) 5:00
スポーツ報知

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