ここから本文です

はやり目や無嗅覚症も-あなたの知らなかったコロナ症状をチェック

5/13(水) 9:16配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 新型コロナウイルスの感染が全世界に広がる中、専門家はこのウイルスの身体へのダメージを詳細に調べ始めている。中国で感染者が急増した混乱時にはウイルス性肺炎の原因と見られていたが、今では、予期せぬ無数の形で体に損傷を与え、時には命にかかわることもある不可解な病原体であることが判明しつつある。

新型コロナ感染症(COVID19)といった疾患はウイルス感染の直接的な結果のほかに、ウイルスへの体の反応でも引き起こされる。新型コロナが原因のいくつかの症状について、以下に概略を示した。

血液-発熱と炎症に伴う血管損傷で、血球が凝集しやすくなり、血栓を溶解する体の能力も妨げられる。これによって凝固カスケードが形成され、全身の組織や臓器で血管閉塞(へいそく)が生じる可能性がある。感染症の症状が治まっても、命がおびやかされる肺塞栓が起こる恐れがある。子供では過剰な免疫活性化で川崎病に似た症状が出ることもある。

脳 ―血管内壁の機能障害とそれに伴う出血・凝固障害は、脳卒中や脳出血を引き起こす可能性がある。患者は頭痛や目まい、精神錯乱、意識障害、運動制御障害、せん妄、幻覚を経験する恐れがある。

目 ―結膜への感染で目が赤く腫れる流行性結膜炎を引き起こす可能性がある。「はやり目」とも呼ばれる。

消化管 ―感染が下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、腹痛を引き起こすことがある。異常な血液凝固に伴う血管閉塞は腸に損傷を与えることが分かっており、緊急手術や切除が必要になることもある。

手 ―刺すような痛みやヒリヒリする痛みは、ウイルス感染に対する異常な免疫反応で生じ得るギラン・バレー症候群の症状と考えられる。同症候群の他の症状には、協調運動障害、筋力低下、一時的なまひなどがある。

心臓 ―不整脈や心不全、心停止につながることもある心外傷は、過剰な負荷、心筋や冠状動脈の炎症、血栓、重度の多臓器疾患の結果として生じる公算がある。心血管閉塞の持病がある人は感染や発熱、炎症によって脂質のプラークが臓器や組織の血流を阻害・遮断・阻止する恐れがある。

1/2ページ

最終更新:5/13(水) 9:16
Bloomberg

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事