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PNCのブラックロック株売却1.5兆円規模、幹事は貴重な収入確保へ

5/13(水) 12:13配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米PNCファイナンシャル・サービシズ・グループによるブラックロック株の売却計画で幹事役などを確保した投資銀行は、今年に入り新規株式公開(IPO)中止が相次ぐ中で逃した収入を一部補うことになりそうだ。

事情に詳しい複数の関係者によると、PNCはブラックロック株を1株420ドルで売却し、約140億ドル(約1兆5000億円)を調達する見通し。この最終的な売り出し価格はブラックロック株の12日終値(454.44ドル)を7.6%下回る。

ブルームバーグのデータによると、140億ドルという規模は米国での株式売却としては、中国のアリババ・グループ・ホールディングによる2014年のIPO(250億ドル)以来の大きさ。手数料は1%なら、1億4000万ドルが投資銀に入る計算となる。

別の関係者によれば、主幹事を務めるモルガン・スタンレー、 シティグループ、エバコアは手数料収入の半分を分け合う見込み。バンク・オブ・アメリカ(BofA)、JPモルガン・チェース、バークレイズ、クレディ・スイス・グループも主幹事ほどの役割ではないが、売り出しに関わっているという。

PNCとエバコアの担当者からは現時点でコメントが得られていない。シティとモルガン・スタンレー、BofA、バークレイズ、JPモルガン、クレディ・スイスも手数料や関与についてコメントを控えた。

原題:Bankers Reap Fees as PNC Sells $14 Billion BlackRock Stake (1)(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Crystal Tse, Matthew Monks

最終更新:5/13(水) 12:13
Bloomberg

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