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パリクラブ、中国も貧困国の債務返済猶予に加わると確信-議長

5/13(水) 20:13配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): パリクラブ(主要債権国会議)は、新型コロナウイルス対策で資金を緊急に必要としている貧困国に対し、一時的な債務返済猶予を与える世界的な動きに中国も加わると確信している。

世界最大の債権国の一つに成長した中国は、他の主要国が先月合意したのと同じ条件で債務救済措置を提供するだろうと、パリクラブのオディール・ルノーバッソ議長が電話インタビューで明らかにした。

この発言はつまり、中国が過去数年間に最貧国の一部に提供した融資の規模や条件を明らかにしなければならない可能性を示唆する。これには中国が政治的影響力を拡大する取り組みの一環として、道路や港湾建設に使用された信用供与も含まれる。

議長は「いつも簡単にはいかないが、各国は非常に建設的で最終的には良い結果となった。今度はその実施状況を注視する必要がある」と話した。

中国の外務省および財政省にこの件でコメントを求めるファクスを送信したが、返答は得られていない。

貧困国の債務救済を訴える英団体ジュビリー・デット・キャンペーンによると、アフリカ諸国は中国に対し、全ての公的対外債務の約20%に相当する1500億ドル(約16兆円)前後の債務を負っている。中国の政府間融資はほぼ報告されていないが、その規模はパリクラブと国際通貨基金(IMF)、世界銀行の合計額を上回っている可能性があると、カルメン・ラインハート氏らエコノミストがリポートで指摘した。

原題:Paris Club Sees China Committed to Debt Help for Poorest Nations(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Alonso Soto

最終更新:5/13(水) 20:13
Bloomberg

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