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台湾から恩返しの防護服 クラスター発生老健施設で支援チーム山城さんに

5/14(木) 1:32配信

北日本新聞

 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した老人保健施設「富山リハビリテーションホーム」(富山市丸の内)で、入所者の医療ケアに当たる支援チームの山城清二富山大附属病院総合診療部長に、台湾の在宅医療学会から防護服が届いた。台湾の地域医療充実に協力してきた山城部長への恩返しの思いが込められている。(宮田求)

 在宅医療学会と山城部長との交流は2018年から続く。台湾の高齢化対策に、医療と介護を一体的に提供する日本の地域包括ケアを取り入れようとした同学会が、南砺市の先進的な取り組みに着目。同市の人材づくりを進める山城部長からアドバイスを受けてきた。

 学会関係者が、富山リハビリテーションホームで感染者らへの医療ケアに当たっている山城部長の取り組みを知り、「お役に立てれば」と、防護服の寄付を申し出た。届いたのは現地で生産された10着。洗浄して、繰り返し使える。山城部長は「不足気味になっていたので、本当にありがたい」と感謝している。

 同学会によると、感染拡大防止に一定の成果を上げた台湾で、施設内のクラスターは発生していない。学会関係者は「(山城)先生の経験から学ぶべきことはたくさんある」とし、山城部長は交流の深化に期待を寄せている。

最終更新:5/14(木) 1:32
北日本新聞

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