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中国IT大手、日本でクラウド事業を強化 企業の中国進出も支援

5/14(木) 7:15配信

SankeiBiz

 中国IT大手の騰訊控股(テンセント)は13日までに、日本でクラウド事業を強化する方針を明らかにした。得意のゲーム関連から事業を広げ、同社のクラウドサービスを活用した日本企業の中国進出の支援も進める。それに向け、日本拠点のスタッフを今年中に前年比で倍増させる見通しだ。

 テンセントは昨年、日本のクラウド市場に参入した。クラウドは、インターネット経由でソフトやシステムを使うことができるサービス。日本市場では、米アマゾン・コムなど米国勢が存在感を示している。

 中国市場では、大手ネット企業がテンセントのクラウドサービスを利用しているという。そうした実績をてこに日本でも顧客開拓を進めるとみられる。

 テンセントクラウドで北東アジア市場を所管する趙剣南氏は「日本企業の中国進出についても取り組みを拡大させる」としている。流通や製造業向けなどの事業も強化する方針を示した。趙氏は、日本市場について「今年の収益は前年比で3~5倍増が見込まれている」と明らかにした。

 テンセントは、中国を代表するIT企業の一つ。1998年に設立し、広東省深セン(しんせん)市に本拠を置く。ゲーム事業に強みを持つほか、中国で幅広く普及している通信アプリ「微信(ウィーチャット)」を展開するなど中国国内での知名度は非常に高い。昨年12月に任天堂が家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売を中国で開始したが、テンセントが代理店になっている。(北京 三塚聖平)

最終更新:5/14(木) 7:15
SankeiBiz

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