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コロナ疲れに「アロマ」はいかが ベルガモット精油で癒やしと免疫力がアップ!!

5/14(木) 4:00配信

中日スポーツ

 新型コロナウイルスの猛威が衰えない。「コロナ疲れ」で心身にストレスがたまるばかりである。ところで近年の研究では、植物の香り成分である「精油」(エッセンシャルオイル)が免疫にも効くことが分かってきた。リラックスして香りを楽しみながら、病原体に対する抵抗力をアップできる。

 植物の香りを美と健康に役立てる自然療法、アロマセラピー。古くは古代エジプト時代から人々は、薬草を使って傷や病気を治したり、心を癒やしたりしてきた。

 昨年10月、日本アロマ環境協会は、植物のベルガモットの精油の効用を調べる実験結果を公表した。ディフューザーと呼ばれる器具でごく弱い濃度の精油を噴霧し、その空気を吸った成人男性の唾液を調べたところ、抗体の一種の「分泌型免疫グロブリンA(SlgA)」の分泌量が増えた。

 SlgAは、唾液や涙、鼻水などの体液に多く存在し、体の各所で細菌やウイルスの感染症を防いでいる。しかも、ストレスホルモンの「コルチゾール」の濃度低下も確認され、実験を手掛けた国立スポーツ科学センターの枝伸彦研究員(34、運動免疫学)は「ベルガモット精油の香りでストレスが緩和すると同時に、免疫力がアップする可能性が示せた」と結論づけた。

 家庭で実験に近い効果を再現するには、ディフューザーでベルガモット精油をごく弱い濃度で香らせる。30分くらいから始め、1時間と徐々に長くするのがいい。「アロマは刺激が強すぎると効果が薄れてしまう。自身が心地よいと感じる噴霧量で」と枝研究員はアドバイスする。

 マスクで手軽に香りを楽しむ方法もある。精油原液は皮膚が弱い人には炎症などを起こすことがあるため、あらかじめ希釈したスプレーを作り、マスクに吹きかける。

   ◇   ◇
 〈日本アロマ環境協会がお薦めするマスクスプレーの作り方〉
 (1)5ミリリットルの無水エタノールをスプレー容器に入れ、精油を5滴程度入れる。
 (2)45ミリリットルの水を加え、よく振って混ぜる。(精油は水に溶けないので、先に無水エタノールに溶かしてから水と混ぜる)

最終更新:5/14(木) 4:00
中日スポーツ

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