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ドアノブやつり革の接触感染防止 抗菌美濃和紙「介紙」

5/14(木) 8:16配信

岐阜新聞Web

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立てるため、機械すき和紙製造の丸重製紙企業組合(岐阜県美濃市御手洗)は抗菌成分を配合した美濃和紙を開発し、市に2万枚を寄贈した。茶席で使う懐紙ほどの大きさで「介紙」と称し、不特定多数の人が触れるドアノブや電車のつり革をつかむ際に手との間に挟み、接触感染のリスクを低減させる。

 吸着性能がある鉱物ゼオライトに抗菌、抗ウイルスなどの作用があるとされる銅イオンを付着させ、和紙にすき込んだ。ゼオライトの淡い青色を帯びた製品に仕上がり、無地と魔よけの効果があるといわれる籠目の透かし模様を入れた2種類を作った。ポケットに入り、エレベーターのボタンや共用のペンなどに触れる際の活用も想定。通常の懐紙やメモ用紙としても利用できる。

 市役所で武藤鉄弘市長に製品を披露した辻晃一理事長と辻将之常務理事は「まずは市内の必要とされる場所に配り、収束後は美濃和紙のPRにつなげたい」と紹介した。市は市役所の窓口などに設置した。

 介紙は同組合が展開する懐紙ブランド「KAI」の新商品として、今月開設した組合直営の和紙専門店「ワシナリー」のオンラインショップで販売している。問い合わせは同店、電話0575(29)6655。

岐阜新聞社

最終更新:5/14(木) 8:16
岐阜新聞Web

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