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「コロナがきっかけ」売り上げ1.5倍も オンラインに活路を見出す沖縄農家

5/14(木) 6:46配信

沖縄タイムス

 県内農家が市場を介さず、オンライン販売や直売りなどの新しい販売方法に力を入れている。新型コロナウイルスの影響で主要な出荷先だった飲食店やホテルからの需要が減少しているためだ。農家は「コロナをきっかけに温めていた案にチャレンジした」「新たな売り手を見つけたい」と販路拡大に意欲をみせる。

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 ■贈答用の卵

 徳森養鶏場(うるま市、ノーマン裕太ウエイン代表)は卵を贈答用として郵送するため、ウレタン素材のオリジナルボックスを開発。以前から市特産の黄金芋を混ぜた餌で育った鶏の卵「くがにたまご」(24個で税込み1280円)を贈答用として販売する案を温めていたが、コロナをきっかけにオンライン販売を始めた。

 ノーマン代表は「コロナの影響で外食産業からの需要は減ったが、オンライン販売やたまごの自動販売機などの売り上げは1・5倍ほど増えた」と新しい販路にも期待する。

 ■野菜や果物

 久米島の集落支援員の池原久美子さんと上江洲幹子さんは「くめじまるしぇ」として売り出す地域で生産した野菜や果物6セットのオンライン販売を今月から始めた。今週から島内で無人販売所も始める。

 池原さんは「1週間で10~20セット出荷している。今後も久米島のおいしい野菜を県内外に届けられれば」と話した。

 ■宮古島の枝豆

 沖縄の工芸品の流通を手掛けるゆいまーる沖縄(南風原町、鈴木修司社長)は生産者支援としてホームページで宮古島の枝豆の受注受け付けを4月25日から始めた。300キロの注文が入り県外に郵送している。

 鈴木社長は「新しいつながりができた。これからマンゴーの出荷シーズンとなるので、その手助けもできれば」と今後も支援する姿勢を示した。(政経部・又吉朝香)

最終更新:5/14(木) 6:46
沖縄タイムス

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