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母校のために… マスク300枚、大学生が手作り 1日10時間作業も 那珂川

5/14(木) 7:00配信

下野新聞SOON

 栃木県の馬頭高水産科卒業生で広島県の福山大生命工学部海洋生物科学科3年の中荒井李華(なかあらいももか)さん(20)は13日、母校の馬頭高に手作りの布マスク300枚を寄贈した。「新型コロナウイルスの収束が見通せない中、少しでも母校の役に立ちたかった」と話す。同校は14、15日の登校日に全ての生徒と教員にマスクを配布する。

 中荒井さんは2月下旬に栃木県鹿沼市内の実家に帰省し、現在は大学のオンライン授業を受けている。4月中旬に連絡を取った馬頭高時代の恩師から「マスクが足らない」と聞き、同下旬、製作に取り掛かった。

 ミシンを使い、多い日で約80枚作った。一日の作業が10時間に上ることもあったが、「細かい作業が好きなので、苦じゃなかった」という。数万円の材料費も自費で賄った。

 マスクを受け取った笹沼達彦(ささぬまたつひこ)校長(59)は「マスクがなかなか手に入らない中、卒業生から手作りマスクをいただきうれしい限り」と感謝していた。

 母校愛が強い中荒井さんは、将来水産高校の教員免許を取り、教員として同校に戻ることを目指している。マスク作りは今後も続け、地元の鹿沼市や那珂川町に寄付することも考えているという。

最終更新:5/14(木) 7:00
下野新聞SOON

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