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県内で震度2観測 専門家「県内に警鐘をならす地震」/富山

5/19(火) 20:03配信

チューリップテレビ

19日午後1時すぎに富山県全域で震度4程度の揺れが予測されたことから緊急地震速報が発表され県内で震度2を観測しました。地震の専門家は「日本列島全体の地震情勢を考えると県内に警鐘ならす地震だ」と指摘します。

 19日午後1時13分ごろ岐阜県飛騨地方を震源とする地震がありました。

 震源の深さはおよそ10キロで地震の規模を示すマグニチュードは5.3と推定されます。

 最大震度は高山市で震度4。

 県内では震度2を富山市・滑川市・上市町・射水市・氷見市・南砺市・立山町・舟橋村で観測。

 震度1を魚津市・高岡市・砺波市・小矢部市で観測しました。

 今回の地震について地質学が専門の竹内名誉教授は…。
 「(長野県中部と岐阜県飛騨地方では)4月22日からずっとマグニチュード4前後の地震が起きています。一連の活動とみなければならない。それは4月22日からほとんど切れ目なく起きてる。地震の塊というか群れなので群発活動ですね」(竹内名誉教授)

 竹内名誉教授によりますと、断続的に地震が増えているのは、飛騨山脈の地かく活動が活発化していることが原因ではないかと分析します。

 「飛騨山脈の根っこで起きる活動は今までも起きてきた。こういった活動というのは、群発地震と呼ばれたりもするんですけど、起きる期間があってまた静かになってという周期がある。これが止まるのか下に移動して黒部川の源流にいくか分からない」(竹内名誉教授)

 長野県中部と岐阜県飛騨地方を震源とする地震が頻発する中専門家は県内への影響をこう指摘します。

 「周期的に西日本では南海トラフの準備段階。東日本側は東日本大震災の余波がきている。富山にとってはここで起きている地震が富山に被害を出すことは当面ないと思うが、日本列島全体の地震情勢を考えると富山県人にも警鐘ならす地震だと。起きる期間があってまた静かになってというような周期がある」(竹内名誉教授)

 1911年以降の気象庁のデータをみると県内で震度4以上を観測した13の地震のうち県内を震源とする地震はなく富山の場合は、県内で発生する地震よりは県外エリアの地震によって強い揺れがもたらされている傾向があります。県内の地震の少なさだけを見て安心するのは早計といえそうです。

チューリップテレビ

最終更新:5/19(火) 20:03
チューリップテレビ

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