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県岐商・鍛治舎監督「目標しっかり持てと」一問一答

5/20(水) 23:11配信

日刊スポーツ

夏の甲子園中止決定を受け県岐阜商・鍛治舎巧監督(69)が20日、同校室内練習場で会見を行った。

【写真】つらい決定を受け、うつむき沈痛な面持ちの鍛治舎監督

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県岐阜商・鍛治舎巧監督(69)の一問一答

-夏の大会中止の連絡を受けて率直な感想は

「致し方ないのが今の実感です。春センバツのときは日本高野連にやる、やらないと検討していただいて、最終的に中止になった。そのときとは明らかに状況が違う。一番違うのは、授業ができていない。それがあるので、野球を、部活動をやっている場合ではなないと選手も分かると思う。その状況は春とはまるっきり違う。夏の判断は仕方がない」。

-センバツが中止になってからの練習の状況と指導方法は

「3月10日まで練習はさせていただいた。11日に中止が決定し、それ以降は自主練習という形になった。各個人個人からライン、メールで報告あった。朝何時に起きて天候はどうだとか、睡眠時間、朝食、昼食、夕食の献立。自主練習の内容も詳細に報告してくれる。進路相談についても、みんなメールで送ってきてくれた。充実した自主トレをやってくれた。誇りに思う」

-この期間で部員の成長を感じたことは

「自主トレも当初は場所もあった。途中からかなりコロナの感染が広がってきた。国道の横の側道を使ったり、堤防の短い階段を走ったり、その下を使ったり。家を改造してバッティングやティー打撃を出来る形にしていただいた所も2軒ほどあった。みんな筋力トレーニングとか、マシンを使った打撃など、ずいぶん頑張ってやってくれた」

-今回は残念ながら中止になってしまったが、部員へのメッセージは

「甲子園に代わる物は甲子園しかない。はっきり選手に伝えて、新しい目標をしっかり持ちなさいと伝えていく。そういう話をしたい。このあとの3年生とのミーティングで伝えたい」

-夏を目指してきたが、3年間の総仕上げの代替え案とかは

「3年生がこのままなし崩し的に終わるわけにはいかない。何か区切りとなる取り組みがないといけないと思う。個人的には岐阜県高野連に県大会をぜひやって欲しいと話をしている」

-夏の中止を3年生にどう生かしてほしい

「ある3年生が監督説明で納得したが、同じ事を後輩には経験させたくない。僕たちの代だけにしてほしいという言葉があった。ぜひとも大人の力でそういう風に持っていきたい。いまはとにかく勉強をしっかりやってほしい。それが本分。これから先は、勉強に切り替えるなら野球部在籍のままで部活動に参加しないで、勉強中心にやってもいい。両方やってもいい。お世話になった家族のためにやりたいならそれでもいい。後輩たちに何か残したいなら、それが目標でもいい。とにかく目標をしっかり持てと。高校生活で生きた証を残してほしいと伝えた」

-センバツ中止で人生が変わると言われた。選手達の夏の甲子園はこれまでの甲子園と違うのか

「3月11日に選抜中止で、夏があると新しい目標に向かって自主トレをがんばろうと話した。5月20日に夏が中止になった。あとは自分の人生を切り開くしかない。そういう意味で目標をしっかり持てという話をしたい」

最終更新:5/22(金) 21:37
日刊スポーツ

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