ここから本文です

映画館の再開相次ぐ ミニシアター、存続へ工夫凝らす 群馬

5/23(土) 7:55配信

産経新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大に対する緊急事態宣言の解除や、県が独自に設定した感染リスクの警戒度引き下げを受け、県内で映画館の営業再開の動きが広がっている。大手シネコンのほか、厳しい営業を強いられているミニシアターも感染防止に配慮しながら、インターネットを通じてオリジナル商品を販売するオンラインショップを立ち上げるなど工夫を凝らして苦境を乗り越えたい考えだ。(椎名高志、宇野貴文)

 県内では22日、シネコンのユナイテッド・シネマ前橋(前橋市)、MOVIX伊勢崎(伊勢崎市)、イオンシネマ太田(太田市)、イオンシネマ高崎(高崎市)が営業を再開した。

 ミニシアターでも、シネマテークたかさき(高崎市)が29日から営業を再開。感染防止を徹底するため座席の間隔を確保し、毎回の定員を収容能力の3分の1程度の20人に制限する。事前予約制・全席指定として密を避け、営業時間は短縮して午前10時半~午後7時半。毎週火曜日を休館とする。

 経営の逼迫(ひっぱく)が予想されることから、劇場存続のためオンラインショップも20日に開設した。観客からの「何か応援したい」という声にも後押しされたという。

 主な商品は、通常料金に200円を上乗せした「応援チケット」(2千円)▽劇場スタッフが35ミリフィルムを上映してきた映写機をデザインしたオリジナルTシャツ(3200円)▽高崎映画祭ボランティアスタッフを務めたアーティストとコラボしたキーホルダー(1500円)-など。いずれも手作り感満載だ。

 小林栄子支配人は「いろいろな制限の中で、お客さまにも協力いただき、ゆっくりと上映していきたい」と話している。

 前橋シネマハウス(前橋市)も6月6日から営業を再開する。「シアター0」のみを使用し、感染防止のため毎回の定員は収容能力の3分の1程度の39人に制限。膝掛けの貸し出しやパンフレットの見本設置、午後7時以降に上映が始まる回は休止する。

最終更新:5/23(土) 7:55
産経新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事