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70年にわたるF1の歴史……ホイール・トゥ・ホイールの極上バトル10選:10~6位

5/23(土) 8:58配信

motorsport.com 日本版

 F1の歴史は70年。その間に、様々な素晴らしいバトルが繰り広げられてきた。今回の企画では、その中から特筆すべき10の”極上ホイール・トゥ・ホイール”をご紹介する。

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■10位:2014年バーレーンGP|ルイス・ハミルトンvsニコ・ロズベルグ

 2014年シーズンは、メルセデスが圧倒的な強さを発揮し始めたその最初の年となった。開幕戦ではニコ・ロスベルグが勝利し、第2戦ではルイス・ハミルトンが優勝。いずれもメルセデスが1-2フィニッシュを果たした。続く第3戦バーレーンGPでは、ロズベルグが意地を見せてやり返し、互角の力があることを、チームメイトに知らしめた。

 ロスベルグはポールポジションを獲得したが、抜群のスタートを見せたハミルトンに先行されてしまう。ロズベルグはすぐに抜き返そうとしたがこれは叶わず、ハミルトン首位のままレースが進んでいく。

 18周目、ロズベルグはターン1で一旦はハミルトンを抜いて首位に浮上するもの、直後にハミルトンがさらに抜き返し、その周でピットインすることになった。

 ふたりの距離はその後一時広がるが、セーフティカーが出動したことにより、急接近。レース終盤までの激しいバトルが始まる。残り5周という時点で、ロズベルグはハミルトンの前に出ることに成功するが、ブレーキングを遅らせすぎたためにコーナーをオーバーシュート。やはりハミルトンが首位を守った。

 結果的にハミルトンが連勝を果たすことになったわけだが、それでもロズベルグが好敵手であることを示すには、十分すぎる内容であった。

■9位:2019年イギリスGP|マックス・フェルスタッペンvsシャルル・ルクレール

 最近のライバル関係といえば、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のふたりとも言えるだろう。2019年シーズンも、オーストリアGPを始め、度々ホイール・トゥ・ホイールのバトルを繰り広げてきた。

 イギリスGPも、彼らが激しく戦ったレースのひとつ。ギリギリの戦いではあったが、互いに敬意を払う、フェアなバトルだったと言える。ふたりはレースで何度も戦い、クラブコーナーではアウト側から、フェルスタッペンがオーバーテイクを決めて見せた。

 この後ふたりはオーストリアで相見えるが、その時にルクレールは、フェルスタッペンと「いつもより厳しい」バトルを演じたと認めている。このオーストリアでは、フェルスタッペンがオーバーテイクする際、ルクレールをコース外に押し出したとして審議対象ともなった。

 なおイギリスでのフェルスタッペンのオーバーテイクは、2019年のFIAアクション・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。

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最終更新:5/23(土) 8:58
motorsport.com 日本版

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