ここから本文です

F1の未来を守るため……各チームが予算上限など規則変更に合意。早ければ来週WMSCで承認へ

5/23(土) 10:31配信

motorsport.com 日本版

 数週間にわたって議論が行われた結果、FIAとF1の首脳陣は、コストの削減とショーの改善の可能性について、チームに対して”新しい契約内容”を金曜日(5月22日)に提案したようだ。

6輪、ファンカー、アリクイノーズ……F1史上最もワイルドなデザインのマシントップ50

 複数の情報筋によれば、各チームは基本的に、この契約内容に合意している模様。これには、年間の予算上限額を1億7500万ドル(約188億円)から1億4500万ドル(約156億円)に削減すること、空力開発ハンデキャップシステム、オープンソースパーツの使用などが含まれていると見られる。

 この数週間、主な議論の対象になったのが、予算上限額のレベルだった。多くのチームが削減に賛同していたにもかかわらず、特にフェラーリはこれに難色を示していた。

 例えばマクラーレンのような独立系のチームは、年間の予算上限額を1億ドル(約107億円)まで引き下げることを目指していた。しかしフェラーリなどは、1億4500万ドルを下回る額は受け入れられないと主張してきた。

 ただ2021年は1億4500万ドルを上限とするものの、2022年には1億4000万ドル(約150億円)、その後は1億3500万ドル(約145億円)へと段階的に引き下げていくことについて、フェラーリも同意したと見られる。

 空力に関するハンデキャップルールも合意がなされたようだ。これは、パフォーマンスが低いチームは、風洞やCFDでの作業時間を長く取ることができるというモノ。これにより、チーム間のパフォーマンス差を削減することが目指されている。加えて、詳細情報が開示されたパーツを使うことができるようになる。

 チームはこれらのレギュレーション変更に同意したことにより、今後はFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)に持ち込まれ、最終承認を受ける必要がある。

 次回のWMSCは6月中旬に予定されているが、今回のレギュレーション変更についてはこれを待つのではなく、来週初めに承認を得るための手続きが行なわれるモノとみられる。

最終更新:5/23(土) 10:31
motorsport.com 日本版

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事