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富士山5合目への県道規制 静岡県側、今夏“全面閉鎖”

5/23(土) 7:48配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県は22日、富士山の麓と富士宮、須走、御殿場の各登山ルート5合目を結ぶ三つの県道について、今夏の登山シーズンが終わる9月10日まで閉鎖を継続すると発表した。静岡、山梨両県は新型コロナウイルス対策で5合目から山頂までの登山道閉鎖を決定済み。今夏の静岡県側の富士山は5合目観光を含め麓付近から山頂まで、事実上の全面閉鎖が決まった。

 5合目までの県道閉鎖は、開通させれば山岳遭難事故を誘発するとの地元市町の指摘も踏まえ、安全確保が困難と判断したため。

 3県道は富士宮口の富士山スカイライン、須走口のふじあざみライン、御殿場口の富士公園太郎坊線。例年なら大型連休前に冬季閉鎖を解き、紅葉シーズンが終わる11月中下旬まで開通する。

 県によると、例年通り3県道を開通し、富士山と周囲の景色を楽しめる5合目観光を受け入れた場合、相当数の来訪者が予想される。今夏は山小屋が開業せず、夜通し歩いて山頂を目指す「弾丸登山」による遭難者の増加や、し尿・ごみ処理などの問題が懸念されるとして、富士宮、御殿場、小山の山麓3市町の首長が、3県道の閉鎖継続を川勝平太知事に要望していた。

 山梨県は山梨側の山麓と吉田口5合目を結ぶ富士スバルラインを今月31日まで工事を理由に閉鎖中で、6月以降の対応は定まっていない。

静岡新聞社

最終更新:5/29(金) 13:44
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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