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70年にわたるF1の歴史……ホイール・トゥ・ホイールの極上バトル10選:5~1位

5/23(土) 19:39配信

motorsport.com 日本版

 F1の歴史は70年。その間に、様々な素晴らしいバトルが繰り広げられてきた。今回の企画では、その中から特筆すべき10の”極上ホイール・トゥ・ホイール”のうち、トップ5のバトルをご紹介する。

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■5位:1991年スペインGP|ナイジェル・マンセルvsアイルトン・セナ

 カタルニア・サーキットで行なわれたスペインGP。今やシーズンに定着したサーキットであるが、これが初めての開催だった。

 レースをリードしたのは、マクラーレン・ホンダのゲルハルト・ベルガー。その後方でアイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダ)、ミハエル・シューマッハー(ベネトン)、ナイジェル・マンセル(ウイリアムズ)がポジションを争った。当時のシューマッハーは、まだデビューから4戦目である。

 マンセルはそのシューマッハーを抜き、次はセナに挑んだ。メインストレートでマンセルは、セナのスリップストリームを使い、1コーナーにサイド・バイ・サイドで飛び込んでいった。この時のシーンは、同年の写真の中でも特に有名な1枚だと言えよう。これでマンセルが首位に立った。

 ただその後マンセルは、タイヤ交換に手間取ったことでポジションを失うことになるが、セナがスピンしポジションを奪い返す。そして首位のベルガーをも交わして、彼のレースの中でも最高とも言えるパフォーマンスを発揮して優勝を手にした。

■4位:2005年サンマリノGP|フェルナンド・アロンソvsミハエル・シューマッハー

 2005年のサンマリノGPは、オーバーテイクがなくてもF1は最高に面白いという代表的な例だ。

 ルノーのフェルナンド・アロンソは、首位を走っていたキミ・ライコネン(マクラーレン)がドライブシャフトを壊したことで、リードを手にした。フェラーリのミハエル・シューマッハーは13番グリッドからのスタートだったが、順調に順位を上げていった。

 アロンソが最後のピットインを行ない、BARのジェンソン・バトンを抜いたことで、シューマッハハーはこのシーズン初めて首位に浮上。シューマッハーが最後のピットストップを終えた時にはアロンソが首位に立っていたものの、明らかにシューマッハーのスピードの方が優れていた。

 ただアロンソは、シューマッハーの攻撃に耐えた。度重なる仕掛けにもしっかり対処し、トップでチェッカーを受けたのだ。これでアロンソは、同シーズン3勝目。ただ速いだけではなく、鋼のような強さも、落ち合わせたドライバーであるということを、周囲に証明した1戦でもあった。

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最終更新:5/23(土) 19:39
motorsport.com 日本版

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