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ゴーン被告逃亡助けた報酬か 口座に不審な3300万円

5/23(土) 18:51配信

朝日新聞デジタル

 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告が中東レバノンに逃亡した事件をめぐり、逃亡に関与した罪でトルコ検察に起訴されたトルコの民間航空会社幹部の個人口座に、約3300万円相当の不審な送金があったと複数のトルコメディアが報じた。この幹部の公判は今年7月に始まる予定。検察側はこの金がゴーン前会長の逃亡を手助けした報酬かどうか追及するとみられる。

【写真】日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告=2020年1月、レバノン・ベイルート、竹花徹朗撮影

 会社法違反などで起訴されたゴーン前会長は、日本で保釈中だった昨年12月、日本を出国し、トルコのイスタンブールを経由してレバノンの首都ベイルートに逃げたとされる。

 トルコメディアによると、トルコ検察は、ゴーン前会長が逃亡に使ったジェット機を手配したトルコの民間航空会社「MNG Jet」の幹部の個人口座に、昨年12月までに10回以上にわたってユーロとドルで計約3300万円相当の不審な送金があったと起訴状に記した。幹部はゴーン前会長の逃亡を準備した人物から、協力しなければ家族に危害を加えると脅されたと主張しているという。

 MNG Jetは、ドバイ―大阪―イスタンブールとイスタンブール―ベイルートを飛行したプライベートジェット2機が違法にゴーン前会長の逃亡に使われたとして、今年1月に刑事告発した。トルコ検察は今月7日、この幹部とジェット機の操縦士4人をゴーン前会長を密航させた罪、客室乗務員2人を犯罪を通報しなかった罪で起訴した。

 ゴーン前会長の逃亡をめぐっては、米捜査当局も今月20日、逃亡を手助けした疑いで米国籍の親子を逮捕した。日本政府は2人の身柄引き渡しを米側に請求する方針。(イスタンブール=其山史晃)

朝日新聞社

最終更新:5/23(土) 21:11
朝日新聞デジタル

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