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「お客さんの姿見て安心」「掃除も楽しい」新型コロナで“売上10億円減”…創業190年の老舗旅館が再開

5/23(土) 12:33配信

東海テレビ

 新型コロナウイルスの影響で、国内有数の観光地として知られる三重県鳥羽市も、例外なく大きな打撃を受けました。

7日からの予約は200件も“95%が県外客”…「創業190年の老舗旅館」は休業要請緩和も再開延期

大型連休中に主な観光施設を訪れた客と宿泊者の数は、前年比でマイナス96%とマイナス99.5%、そんな中、老舗旅館の「戸田家」が、22日から週末限定で営業を再開しました。

 離島の島々をのぞめる、伊勢志摩の玄関口「鳥羽湾」。

 その景色を一望できる「戸田家」は、創業190年の老舗旅館です。

 新型コロナウイルス感染拡大のため、4月20日から休業を余儀なくされていましたが、22日、およそ1か月ぶりに営業を再開しました。

戸田家の支配人:
「今日から改めて営業再開ということになります」

 さっそく朝早くから感染拡大を防ぐための会議が開かれ、そこで示されたのが…。

戸田家の寺田社長:
「今日は新しいスタイルの中で、接遇様式で進めていただかなければならないだろうなと考えております」

 老舗旅館が始める、『新しいおもてなし』。 人が最も密集するロビーでは、間隔をあけてテーブルに座れるよう、目印を。

受付では、飛沫感染の防ぐためアクリル板で区切ったほか、客全員に消毒や検温などを行います。さらに…。

受付担当の従業員:
「本来でしたら、なるべくお客様とお話をしながらご案内ができればいいですけれども、なるべく密接を避けるために、部屋案内をなくしました」

 従業員が客室まで案内するという、これまで通りの接客では「密」となります。そのためしばらくは、口頭で客室までのルートを説明する方法に変えました。

それでも宿泊客が迷わないよう、館内の至るところに従業員を配置することにしています。密を避けるための、「新しいおもてなし」です。

 再開に向けた準備で大忙し。

男性スタッフ:
「ずっと不安だったので、お客さんの姿を見ると、やっぱり安心感がある、嬉しいですね」

女性スタッフ:
「やっぱりお掃除自体が楽しいし、楽しい気持ちで、再開にあたって仕事させていただいています」

 お客さまの笑顔を早く見たい、スタッフの思いは一つです。

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最終更新:5/23(土) 12:33
東海テレビ

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