ここから本文です

コロナ禍に悩み、迷う妊活当事者たち「どの病院へ行けばいいの?」

5/23(土) 8:15配信

読売新聞(ヨミドクター)

いつか赤ちゃんに会いたいあなたへ

 「ステイホーム週間」と名付けられた今年のゴールデンウィークが終わり、政府は5月14日、緊急事態宣言を39県で解除することを決めました。しかし、東京などを中心に一部の地域はまだ解除されていません。世界各国の状況を見ると、徐々に外出自粛を解き始めている国もあるようですが、日本の一部地域では、今月いっぱいは厳しい自粛状況が続くかもしれません。

 外出をしないこと、人と接触しないことに慣れてきた部分もありますが、やはり長く続くと知らず知らずにストレスはたまってしまうし、何といっても経済活動がこのままでは、社会全体が不安に包まれてしまいます。

治療先延ばし いつ再開したら…

 こうした中、妊活当事者ももちろん大きなストレスを抱えていて、私たちのもとに多くの声が届いてきます。たとえば、いったん治療を先延ばしにした人から「いつ再開したらいいか、わからなくなってしまった」という悩みや、「今の病院は新しい治療を延期する方針。早く妊娠するためには転院するべきでしょうか」という悩み、また遠距離通院をしていたという方からは「家族から、この時期の通院を反対され、通えなくなってしまった。いったいどうしたらいいのか」という悩みなど、実に様々です。

 たとえコロナ渦の中でなくても、望んでもなかなか子どもに恵まれず、「病院に行ったほうがいいのかな?」と思った時、当事者は病院選びに苦労します。どういった病院があるのかさえ、よくわからない方が大半です。インターネットで検索すれば様々な情報は入手できるわけですが、逆に多すぎる情報の中から、どれを選べばいいか迷ってしまいます。最初は、できるだけ近くの通いやすいところに「ちょっと行ってみようかな」と通い始める方も多く、そこの治療が合っていればいいのですが、そうでない場合は、結局ずっと後になって転院をすることになり、「通っていた時間やお金がもったいなかった」というのも、いまだに非常によく聞かれる悩みです。これは、以前から変わらぬ不妊治療の大きな課題の一つでもあります。

1/3ページ

最終更新:5/23(土) 8:15
読売新聞(ヨミドクター)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事