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セレブになったら選びたい!?〈ロールス・ロイス〉レイス

5/23(土) 15:20配信

Safari Online

富裕層は大きく分けて2種類に分類されるそうな。ひとつは代々譲り受けた膨大な資産を堅実に運用しながら郊外の城や邸宅を所有。お抱えの運転手に送迎をしてもらい、買い物は百貨店の外商にオーダーする、というオールドスクールな資産家。対して都心部の高層マンションに住み、欲しいものは自分で足を運んで手に入れ、どんな高級車でも自分で運転することを好むというセレブリティだ。

後者が珍しいものではなくなりはじめたのは2000年代初頭のこと。そして、そんな顧客の声にやや先行する形で、2013年に誕生したのが〈ロールス・ロイス〉レイスだった。

これまで同社の大口顧客であった前者のタイプが望む“ショーファードリブン”ではなく、「自分でハンドルを握りたい!」タイプの若い顧客に、コンパクトで2ドアの“カジュアルな〈ロールス・ロイス〉”であるレイスは、大いに歓迎された。いわゆる高級スポーツカーではなく、あの〈ロールス・ロイス〉を自分で運転するというコンセプトは、好奇心旺盛な新時代のセレブの心をぎゅっと掴んだのだ。

事実、乗ってみると独特の解釈がなされたレイスが持つ〈ロールス・ロイス〉味は唯一無二。現在は〈ビー・エム・ダブリュー〉傘下に入る同社だが、個性はオリジナルから微塵も失っていない。レイス、とはスコットランド語で幽霊とか生霊、という意味を持つけれど、そのシニカルな表現がピッタリとハマるような、独特にフワッとした浮遊感を持つ乗り心地なのだ。

サーキットのような平滑、かつ厳しいコーナリング角度を持つようなシーンで乗ると、そのフワフワとしたサスペンションフィールが、コーナリング中でも保持されて、クルマでありながらクルマではないような、気がしてくる。「あれ? 今握っているのはクルーザーの舵輪だったかな?」とも思えるくらいだ。Gは一体、どこにいってしまったんだろう? な~んて具合。

特別すぎる室内空間にうっとり!

さらに非日常感を掻き立てるのが、超ド級のゴージャスなインテリアの数々。レイスはそれまで最上級のファントムだけに許されていた車内プラネタリウムこと天井の“スターライト・ヘッドライナー”を採用した。

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最終更新:5/23(土) 15:20
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