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老舗の瓦ブランドが挑む“瓦”の新たな可能性…いぶし銀の表情を放つ焼き物の魅力

5/23(土) 13:13配信

TOKYO FM+

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。5月16日(土)の放送では、瓦ブランド「icci KAWARA PRODUCTS」代表の一ノ瀬靖博さんに「いぶし銀の焼き物」についてお話を伺いました。

見た目の華やかさよりも“渋さ”で勝負の「いぶし銀」。

飽きのこない奥深さが魅力ですが、今回注目するのは、日本瓦。酸素に触れさせずに焼き上げることで、マットで美しい、日本独特の「いぶし銀」という色が生まれます。

“日本が誇る瓦の美しい銀色を、世界中の人に知ってもらいたい”。そんな思いから、山梨県に暮らす瓦葺(かわらぶき)職人が、瓦のコーヒードリッパーやマグカップ、アートの置物など、いぶし銀の焼き物を手がけ、人気を呼んでいます。

瓦ひとすじ100年の会社が、屋根だけでなく身近な製品をつくることで、瓦の新たな可能性を追求しようと誕生させたのが、瓦ブランド「icci KAWARA PRODUCTS」です。

「若い方たちは、“瓦って屋根に乗っかっているんだよね”くらいの感覚しかないので、まずそれを手に取って、見てもらったり、使ってもらったり、質感を確かめてもらいたいなと思っています」と一ノ瀬さん。

当たり前にある建物の一部、“屋根”に目を向けてもらうことが、そもそも難しいと感じたと言います。

まずは若い人に“瓦ってカッコイイな”と思ってもらいたい。「icci KAWARA PRODUCTS」の製品には、そんな思いが込められています。

22歳で家業を継いだ一ノ瀬さん。あるとき、京都の街並みを見て、瓦という文化が日本の歴史にしっかり根付いていることに誇りを感じたと言います。

「瓦の良さは、やっぱり日本の景観を作ってきたっていうことじゃないですかね。まずは、『icci KAWARA PRODUCTS』の製品を手に取ってもらって、自分たちが“家を建てたい”と思ったとき、瓦が身近なものになっていたら、選択肢の1つになるんじゃないか……そんなことを思っています」

日本が誇る建築資材、“瓦”の魅力を伝えるための橋渡しであるとともに、新しい可能性の追求の場でもある「icci KAWARA PRODUCTS」。

みなさんの身近なところにも、「いぶし銀」、1つ取り入れてみてはいかがですか?

(TOKYO FM「DUNLOP presents みらい図鑑」2020年5月16日(土)放送より)

最終更新:5/23(土) 13:13
TOKYO FM+

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