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新型コロナ禍で貨物型エアバスA380デビューへ 貨物型「ジャンボ」B747Fと比べると…?

5/23(土) 16:10配信

乗りものニュース

客室面積であれば747-400の約1.5倍の「A380」

 ドイツのルフトハンザグループで、航空機メンテナンスを手掛けるルフトハンザテクニックが2020年5月、エアバスA380型機を貨物機仕様へ改修する方針を発表しました。これは、新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響により、旅客需要が停滞したことを受けてのものといいます。

【写真】荷物の積み下ろし方もユニークな「ジャンボ貨物機」

 エアバスA380型機といえば、総2階建てで世界最大の座席数をもつ、世界屈指の巨大旅客機です。2020年5月現在、運航している同モデルのなかには、旅客機世界最多となる座席数600席超を達成し、実現こそしなかったものの、800席超の座席を配する計画もあったなど、その大きさについての話題は枚挙にいとまがありません。

 A380型機の貨物専用型がどこから発注をうけたのか、また具体的にどのような仕様となるのかについてはまだ明らかになっていないものの、たとえば同機の客室面積は「ハイテクジャンボ」ことボーイング747-400型機の約1.5倍です。

 実のところA380型機の貨物型は、かつて旅客型と並行して開発が発表されていました。最終的に航空会社から受注がなかったことから、エアバスはこれを開発延期としていますが、昨今の事情を踏まえ、いわば前倒しで現実となりつつあるかたちです。

 かたや「ジャンボ」ことボーイング747型機の貨物機、747Fシリーズ(「F」は貨物専用機を表す「フレイター〈freighter〉」のF)は2020年5月現在、NCA(日本貨物航空)など世界の貨物専用航空会社や旅客航空会社の貨物部門で主力級の働きを見せています。

 商用航空機におけるコストパフォーマンスの高いエンジン双発化のトレンドにより、4発エンジンである747Fシリーズも一部で置き換えが進んでいますが、とはいえ4発エンジン機のほうがパワーもあることから需要があります。これからA380型の貨物機が、市場を席捲する日がくるのでしょうか。

 もちろんどのような改修がされるかによるものの、いまのところそのハードルは、高い状況でしょう。

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最終更新:5/23(土) 17:58
乗りものニュース

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