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島しょ部防衛 富士総合火力演習、規模縮小し実施 一般公開中止

5/24(日) 8:09配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 陸上自衛隊最大の実弾射撃演習「富士総合火力演習」が23日、御殿場市の東富士演習場で行われた。部内向けの教育演習で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため参加者を近隣駐屯地の隊員に限るなど規模を縮小。24日に予定していた一般公開は中止された。

 陸海空の3自衛隊が従来のそれぞれの領域を越えて連携し相乗効果を発揮する領域横断作戦を展開し、日本の島しょ部などに侵攻する敵を撃退するとのシナリオで実施。洋上の敵船団を攻撃して侵入を食い止め、上陸した敵を排除して陣地を制圧する様子を披露した。

 主力の10式戦車や最新鋭の16式機動戦闘車、各種火砲で砲撃を行い攻撃力や機動力を示した。参加を見合わせた海自や空自の動きは映像やナレーションで紹介した。ネットワーク電子戦システムで敵の通信を妨害した上で3自衛隊がそれぞれの火力で一斉に攻撃する場面もあり、統合防衛力の深化を見せた。

 昨年度より800人少ない約1800人が戦車と装甲車計約30両、火砲約40門を使用した。富士学校の学生ら約千人が見学し、河野太郎防衛相が視察した。

 1966年から続く一般公開の取りやめは、射撃事故が相次ぎ総火演自体が中止された79年以来2回目。

静岡新聞社

最終更新:5/24(日) 8:09
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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