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成田-バンコクの貨物専用便就航へ コロナで旅客便就航を延期 日航出資のZIPAIR

5/24(日) 10:31配信

毎日新聞

 日本航空100%出資の新しい格安航空会社(LCC)の「ZIPAIR」は、成田―タイ・バンコクの貨物専用便を6月3日に就航すると発表した。航空貨物の旺盛な需要に応える。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、5月14日に予定していた旅客便の就航を延期しており、貨物便を初便として商業運航を始める。

 旅客機仕様のボーイング787―8型機の床下にある貨物室に最大20トンを搭載し、旅客を乗せずに運航する。週4往復する。成田発で自動車部品や電子機器、バンコク発で生鮮食料品や衣料品などの搭載を見込む。西田真吾社長は「残念ながら、現在の状況では旅客便としてお客様をお迎えすることはかなわない。今、私たちにできることを考え、航空会社としての第一歩を貨物専用便で歩み始めることにした」とコメントした。

 タイは6月30日まで国際線旅客機の国内空港への着陸を禁止しており、延期されたバンコク線の旅客便の就航時期は決まっていない。7月1日に開設予定の成田―韓国・ソウル線も延期の可能性がある。バンコクへの貨物専用便の就航を決めた背景には、パイロットの訓練の実績を重ねる狙いもある。西田社長は「新たなエアラインとして、旅客便就航まで万全の準備を進める」としている。

 中長距離国際線のLCCを掲げるZIPは、3都市目の就航地として成田―ハワイ・ホノルル線の10月以降の開設を目指す。【中村宰和】

最終更新:5/24(日) 10:31
毎日新聞

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