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憎めない顔が人気のビグロ&アッガイ、“個性派”を生かす秘訣は「世界観からハズれないこと」

5/24(日) 7:00配信

オリコン

 1980年代前半のブーム以来、今も高い人気を誇るガンプラ。多くのモビルスーツのなかでも、“憎めない顔”が特徴的なビグロやアッガイは、多くのモデラ―がチャレンジしている人気のキャラクター。モデラ―のオクトーバーさん、Kitakunさんは、探求心のもと学んだ科学や歴史などを下地に制作したという。一体どんなところにこだわり、どう活かしたのか?

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■SF考証や歴史、科学的な勉強+現実の兵器からのインスピレーションを受け制作(オクトーバー)

『YMA-06 BIGRO』を制作したオクトーバーさんは、普段からガンプラ制作のテーマとして「宇宙世紀の隙間をうめる作品」を念頭に置いているのだそう。

「宇宙世紀にはまだまだ知らない物語が沢山あって、またその物語を創造する事も自由なわけです。“ガンダムの世界観”から外れることなくリアルな設定を構築し形にする!これが自分のガンプラ制作におけるテーマになっています」

 本作を制作にあたって、ファーストガンダムに登場するビグロの戦闘シーンをはじめ、ビグロの設定や宇宙世紀年表、ガンダムの世界観の設定等々を参考にし、また重力加速度についての科学的な勉強もしたという。それは自由気ままに妄想するだけではなく、作品の枠内から逸脱しないため、SF考証やガンダムの歴史など綿密な下調べをしているのだという。

 ガンダム史の“隙間”に滑り込ませる機体を日々模索する中、現実世界の兵器からインスピレーションを受ける機会も多いという。

「当初、4連ミサイルランチャー VLS(ミサイル発射システム)」はオミットすることも検討していましたが、機首メガ粒子法を開閉ギミックで制作することになり、となれば4連ミサイルハッチも開閉させたいと考え直しました。なので、一度接着したハッチ部分を剥がし、ヒンジ(蝶番)は3度やり直しました。ちなみにハッチのデザインは潜水艦のVLSを参考に内蓋も圧力隔壁風にしました」

 本作のハッチデザインに説得力を感じたのは、潜水艦のVLSを参考にしていたため。こうしたこだわりのガンプラを制作するうえで、オクトーバーさんはどんな時にカタルシスを感じるのだろうか。

「完成写真を撮っている時ですね。頭の中で練り込んだ設定と作品の世界観が画としてハマった瞬間の高揚感は、完成時の喜びとは別の種類な気がします。何より、ガンダム史の隙間に割り込ませられる機体を制作することで、ガンダムの世界を“追体験”できるのがガンプラの魅力だと思います」

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最終更新:5/25(月) 17:29
オリコン

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