ここから本文です

アチェニョ・イダチャバ: どのように私は有害な植物を繁栄するビジネスに変えたのか

2016/3/31(木) 9:33配信

TED

Achenyo Idachaba

翻訳

ようこそバクーへ イコロードゥ ラゴスの河川コミュニティは ナイジェリアの代表的な河川コミュニティですが 水草が水路に侵入して はびこっており 経済活動がずっと妨害されていました 漁業に海上輸送 そして交易です 魚の収穫高は減少し 子どもたちは学校に通うことができません 何日も 時には何週間もです 一体だれが この丸い葉 太い茎 鮮やかなラベンダーの花を持つこの植物が コミュニティに こんな大混乱をもたらすと 予想したでしょう ホテイアオイとして知られるこの植物の 学名はアイコニア・クラシプスです 興味深いことに ナイジェリアでは 別名でも知られており 名前の由来は 歴史的な出来事や 神話です いくつかの場所では この植物は「ババンギダ」と呼ばれています ババンギダという言葉は 軍や軍事クーデターを思い出させ 恐怖や拘束を連想させます ニジェールデルタのナイジェリアの地域では これは「アビオラ」としても知られています アビオラという言葉は 無効選挙を思い出させ 打ち砕かれた希望を連想させます ナイジェリアの南西部では これは「ベブルン」として知られています ヨルバ族の言葉で ゴシップや悪い噂をばらまく人 という意味です ゴシップと聞くと連想するのは 素早い拡散や破壊です イガラ語を話すナイジェリア地域では この植物は 「アピ・ポマ」として知られています この名前は 死を連想させます 文字通り訳すとこれは 「母子への死神」を意味します 私がこの植物に出会ったのは 2009年のことでした 私がアメリカからナイジェリアへ移った直後のことでした 私はアメリカ企業での仕事を辞め この大きな決断を信じることに決めました ナイジェリアの持続可能な発展のため ここですべきことがたくさんある という深い確信からの賭けでした そして私は2009年 実際は2009年の終わりに ラゴスで 島へかかる長い橋の上に居ました 左側を見ると ある風景に目を奪われました 漁船が ホテイアオイにびっしりと囲まれていたのです それはひどく私の心を痛めました というのも 「ここの貧しい漁師たちは 一体どうやってこの制約のもとで 日常を過ごしているのだろうか」 と思ったからです それから私は「もっと良い方法があるはずだ」 と考えました 水草を除去することで環境を改善し 水草の蔓延によって 生活に最も影響を受け続けてきたコミュニティに この水草が 経済的な恩恵を与えられるような ウィンーウィンの解決策があるはずだと それはまさに ひらめきの瞬間でした そして この水草の有益な利用方法を 見つけるため 更なる調査を続けました いくつかの案のうち 1つ妙案が浮かびました それは水草を 手工芸品に利用することでした 「素晴らしいアイディアだ」と 私は思いました というのも私は手工芸品が大好きで 特に ストーリーのある 手編みの工芸品が大好きだからです 「これなら このコミュニティ内でも 技術的なスキルなしに 簡単に作ることができる」と思いました 次に私が考えたことは 「メガソリューションへの3つの簡単なステップ」でした ステップ1 : 水路へ出向いてホテイアオイを刈り取る これで 交通も確保できます ステップ2 : ホテイアオイの茎を乾燥させる ステップ3 : ホテイアオイを編んで製品を作る ステップ3は 難しくもやりがいがありました 私の経歴はコンピューター科学者で クリエイティブな芸術家ではありません そこで私は編み方を学べる 方法を探し始めました 私が住んでいたイバダンにある サボというコミュニティを 訪れました サボは「よそ者達の住み家」という意味です そしてこのコミュニティの大部分は 北部出身の人達で構成されていました 私は文字通り 乾燥した水草を手に持ち コミュニティの人たちで ホテイアオイの茎を編み ロープにする方法を教えてくれる人を 一軒ずつ ドアをノックして探しまわりました そしてついにマラミ・ヤヤの小屋に 辿り着いたのですが 問題は 彼は英語を話せず 私はハウサ語が喋れないことでした しかし 小さな子どもたちが助けに来てくれ 通訳を手伝ってくれました これが私の旅の始まりとなり  編み方や 乾燥したホテイアオイの茎を 長いロープに変える方法を学びました 長いロープが得られたので 製品を作る準備はできていました それが パートナーシップの始まりでした ヤシのバスケットメーカーとの共同作業で 製品を作りました この経験は私に自信を与えました この知識を河川コミュニティに持ち帰り 彼らが逆境を成功に 変える力になれるだろうと 水草を刈り取り それを編んで実際に 売ることができる製品を作りました 今では ペン、テーブル用品 お財布、ティッシュ箱を製品にしました その結果コミュニティが 違った角度から ホテイアオイを見れるようになっています ホテイアオイは価値があり美しく 耐性があり 強く 回復力があると みなされているのです 名前を変え 暮らしを変える 「ベブルン」つまりゴシップから 「オルシュテラン」つまりストーリーテラーへ そして母子への死神を意味する 「アピ・ポマ」から 「母子への食料の提供者」を意味する 「ヤ・ドゥルジュン・ウィ・ポマ」へ 最後にマイケル・マーゴリスを引用して 終わりたいと思います 文化について学びたければ ストーリーに耳を傾けなさい 文化を変えたければ ストーリーを変えなさい マココ・コミュニティから アボビリ、エボイへと そして クーハー、オワワ、エサバへと 私達はストーリーを変えたんです ご清聴ありがとうございました (拍手)


綺麗な花を咲かせるウォーターヒヤシンスは、一見すると無害に見えるかもしれません-- しかし、実際には水路を塞ぎ、交易を止め、通学を阻害し、毎日の生活を崩壊させる有害な水草でした。この災難を、環境起業家のアチェニョ・イダチャバはチャンスとみなしました。彼女が水草を素晴らしい工芸品に変えていくまでをどうぞご覧ください。 ( translated by Taini Hirakawa , reviewed by Micky Hida )

動画撮影日:2015/5/27(水) 0:00
TED