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「民進党は不滅」で波紋 参院会長驚きの発言

10/13(金) 20:02配信

Fuji News Network

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党が分裂して、選挙戦に突入した民進党。ここに来て、参議院側の幹部から飛び出した「再結集宣言」が、新たな火種になろうとしている。
安倍首相と共に、鹿児島で街頭に立った公明党の山口代表。
山口代表は「民進党は、この選挙で消えたと思ったら、参議院にまだ残っていた。その参議院の人が、きのう、きょうあたりから、『選挙が終わったら、またよりを戻そう』。そんなことを言い出している。そんな国民を欺くようなことをやっている人たちに、これからの日本を任せるわけにはいかない」と述べた。
山口代表が厳しく批判したのは、民進党の小川敏夫参議院会長が言及した、民進党再結集の動き。
小川氏は「民進党は不滅です。また、この選挙が終わったら、民進党を軸として結集して、安倍自民党政権を絶対に打倒する」と述べた。
小川氏は12日、希望の党からの立候補者などに対し、選挙後に、民進党への復帰を呼びかける考えを示した。
今回の選挙で、民進党は、希望、無所属、立憲民主、そして参議院議員が残った民進党に事実上分裂。
前原代表は9月、選挙後に、残った民進党全体で希望の党に合流する考えを示していた。
ところが小川氏は、この前原代表の方針を否定。
小川氏は「希望(の党)に行った前原さんが民進党の代表で、民進党を管理するのはおかしい」と述べた。
さらに、民進党内からは、参院議員を中心に「党を壊した前原代表は、完全に終わりだ」などの厳しい声が上がっている。
前原代表は「(民進党再結集の動きについて?)また週末にぶら下がると言っているので。(再結集したい思いは選択肢にあるか?)...」と述べた。
また、民進党の参院議員の1人、蓮舫前代表は「まず、選挙を乗り越えないと。今回まず、選挙を戦わせてください」と述べた。
これに対し、立憲民主党を立ち上げた枝野代表は、12日に放送したフジテレビの「プライムニュース」で、「選挙が終わりましたから『元サヤ』に戻りますという話ではない」と、民進党への復帰は否定した。
一方、野党再編の主役だった、希望の党の小池代表は、「安倍1強政治がそのまま続く。しがらみ政治はそのまま続く。改革は、さらに世界から取り残されてしまう。そんな日本で、本当にみなさんいいのでしょうか」と述べた。
こうした中、ある与党幹部は「希望の党は、そのうち分裂してなくなるだろう。それよりも、立憲民主が一番勢いがある」と語っている。
与党は今、希望の党への批判と同時に、立憲民主党への批判を強めている。
自民党の菅官房長官は、官邸での記者会見は野上副長官に任せ、13日午後、枝野氏の選挙区に乗り込み、立憲民主党を攻撃した。
菅官房長官は「(立憲民主党は)かつての菅政権の人たちが、ほとんど中枢に並んでいる。福島原発(事故)最悪の危機管理でした」と述べた。
これに対し、枝野氏は北海道・札幌市で与党を批判。
枝野氏は「まずは何といっても、まっとうな政治。これまでの独りよがりの、ひと握りの人たちで、上から国民を押さえつけるような、こんな政治を変えなければいけない。安倍政治を変えていく」と述べた。
与野党の攻防は、激しさを増している。