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可視化で変わる “冬眠人脈”の活用術

10/12(金) 1:23配信

Fuji News Network

フジテレビ

「αism」。

眠っている人脈を「見える化」して、会社の財産に変える名刺の活用術とは。

金融関係(20代)
「(もらった名刺は活用とかしている?)してないです。もらったあと、ケースにしまっちゃって、そのままですね」

ICT関係(40代)
「仕事が終わると、もう机の中に入れたままになっちゃいますね」

たくさんもらったものの、なかなか次につながらない名刺。

こうした眠っている名刺を活用しようというのが...。

俳優・松重豊さんのCMでおなじみ「Sansan」。
社内にあるのに活用できていない、いわゆる冬眠人脈を掘り起こすためのサービス。

このサービスの生みの親が、名刺活用のプロ、Sansan・富岡圭取締役。

ビジネスパーソンがやり取りする名刺を社内で共有し、資産に変えるというサービス。

その日もらった名刺をスキャンすると、いつ、誰がもらった名刺であるかなどをデータ化し、そして社内で共有され、スマホやパソコンなどで見ることができるようになる。

さらに、追加の情報を書き込むことも可能。

椿原慶子キャスター
「すごいですね。出身校ですとか、資格、あと趣味、嗜好(しこう)、からいものが好きとか」

富岡取締役
「この人はお酒が苦手ですとか、ゴルフのスコアならこれぐらいですとかいうようなことを」

社内に眠り、有効活用されない「冬眠人脈」の損失は、1企業あたり120億円ともいわれている。

富岡取締役
「ビジネスパーソンは、平均すると1,300枚ぐらい、名刺を交換しているといわれているんですね。その人にとって大切な人、大切な人脈ってどれですかといったら、たぶん、その10%もないって言うと思うんですよね」

椿原慶子キャスター
「そうですよね。もう二度と見ない名刺って、きっとありますよね」

富岡取締役
「名刺交換した90%以上は、その人にとっては大事じゃないと思っていると思うんですけど。実は、あとあと大事になってきたりとか、自分にとっては、そんなに重要じゃないんだけど、同僚の人にとっては、それが大事だったっていうケースがあると思うんです。そういった人脈を、きちんと組織として可視化していくことで、ビジネスっていうのは加速していくんじゃないかなと。日本の経済にとっても、大きな意味があるんじゃないかと」

「人脈の可視化」こそが、ビジネスを加速させる鍵だと語る富岡さん。
さらに、デジタル化するメリットもあるという。

富岡取締役
「スキャンする時、もう1回見返したりだとか、そういうツールを使っているからこそ、『この人と、ちょっとこういうタイミングで連絡してみよう』みたいなことって生まれてくるかなと」

まさに、人脈活用のプロの富岡さん。

椿原慶子キャスター
「人脈をうまく生かせる人、生かせない人って、どういう違いがあるんでしょうか?」

ビジネスパーソンなら誰もが悩む、人脈の活用の極意。

富岡取締役
「そもそも人脈って、書いて字のごとく、『人との脈』ということなんですが、脈って、脈打ってないと意味がないかなと思いますね。さらに、ビジネスにおけるコミュニケーションって、『コンテキスト』というものが大事かなと思ってます」

「コンテキストというのは、ある意味、日本語でいうと文脈だとか、背景だとかいうことかなと思うんですけれども。例えば、相手がどんな人で、どんなことに興味があって、あとはその人とうちの会社で、誰が、今までどんな会話をしたのかとかですね、そういったものをきちんと把握して、相手が求めるコミュニケーションってどんなものなんだろうなと思って想像しながらコミュニケーションを取っていくと、そういうことができるかどうかっていうのが、大事になってくるかなと思っています」

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